2023関東自動車部ジムカーナ新人戦 於・富士スピードウェイ
◆結果◆
ハイパワー新3年の部
21位 菊池陽太 43.83秒
ハイパワー新3年の部
2位 堀田大智 42.71秒
5位 横堀太一 43.56秒
21位 岩永幸也 48.9秒
3月上旬とは思えない暖かさの中、富士スピードウェイにて関東自動車部ジムカーナ新人戦が行われた。実はこの大会は1ヶ月前に開催される予定であったが、大雪が関東甲信を襲い延期となっていた。ジムカーナとは舗装路面にパイロンなどを置いて設定されたコースを1台ずつ走ってタイムを競う競技である。
本日の青学大の参戦車両は三菱・ミラージュである。青学大が今回参戦したクラスはハイパワークラスであるが、ライバルにはホンダのインテグラやシビックといったミラージュよりも性能が勝る車両が多い。
完全ドライコンディションの中第1ヒートが始まった。先陣を切ったのは新3年の菊池陽太(法)である。しかし、コース間違いのミスコースを犯してしまいタイムを記録できなかった。次に出走したのが堀田大智(理)である。スムーズな走りで43.51秒という午前クラス3番手のタイムをマーク。次に出走した横堀太一(理)も43.56秒という4番手のタイムをマークした。最後に出走した岩永幸也(法)は堅実な走りで51.77秒をマークした。
午後に行われた第2ヒート。第1ヒートと合わせて2回タイムアタックをし、良い方のタイムで総合成績が決まる。出走順は第1ヒートと同じ。初めに出走した菊池は第1ヒートでタイムをマークできていないため、攻めながらもミスコースをしない走りが求められた。その中で43.83秒をマークした。続く堀田は42.71秒をマーク。第1ヒートの記録を大幅に更新した。続く横堀はパイロンに触れてしまうパイロンタッチによって痛恨のペナルティ。タイムの更新とはならなかった。続く岩永は48.9秒をマークし約3秒のタイムアップ。これにより堀田の2位表彰台が確定した。
前述のように青学大のミラージュは性能面で劣る部分があるため、2位表彰台は大健闘である。「自分ならできると自分を信じて走ることができた」と語る堀田は表彰台でも笑顔が溢れていた。
4月になると多くの大会が始まり、全国大会への挑戦が始まる。新入生の勧誘も怠らず、体制を固めていくことが大切と語ったメンバー。目標は全国制覇である。新人戦の経験を糧にステップアップをしていくことは間違いないだろう。
(記事・写真=遠藤匠真)
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