2025年度関東学生ラクロスリーグAブロック 対学習院大戦 7月13日 於・学習院大学北グラウンド
◆結果◆ 青学大4−5学習院大
第1Q 1−1
第2Q 1−2
第3Q 1−1
第4Q 1−1
〈得点者〉
#22 織田温子(4得点)
2025年のリーグ戦が開幕し、第1節を迎えた。ファイナル4進出のためにも勢いをつけたい青学大であったが、撃ち合いの末に惜敗。黒星でシーズンをスタートすることとなった。
◆第1Q◆
開始4分に相手に先制点を献上する苦しい立ち上がりに。しかしその5分後にフリーシュートのチャンスを織田温子(物4)が決め、試合を振り出しに戻すことに成功する。その1分後にもフリーシュートからチャンスを迎えるが惜しくも決まらず、1−1で第1Qを終えた。
◆第2Q◆
第2Qも入りで失点を喫してしまう。3分と6分にたて続きに失点し、突き放されてしまうが、12分に再び織田のゴールで1点を返す。今年6人制ラクロス日本代表に選出された織田の活躍で勢いをつけ、2−3で前半を終えた。

チームに勢いをもたらす織田
◆第3Q◆
第2Qの勢いのまま開始3分に同点にまたしても織田のゴールで追いつくことに成功する。8分には中央付近でのボールロストからその後のフリーシュートでピンチに陥るも、ゴーリーの廣重和花子(社4)のスーパーセーブで流れを相手に明け渡さない。その後一気にブレイクでゴールに迫るも惜しくも決まらない。終始青学大のペースであったが、13分にフリーシュートから失点してしまう。3−4で第3Qを終えた。

スーパーセーブで流れを明け渡さないゴーリーの廣重
◆第4Q◆
なんとしても追いつきたい青学大は5分、7分と立て続けにフリーシュートからチャンスを得るも決め切ることはできない。10分に痛恨の失点を許してしまい、2点差に放されてしまう。しかし13分に高い位置でボールを奪い、織田が本日4点目となるゴールを決め、反撃の狼煙をあげる。グラウンドボールをほとんど回収し、波状攻撃を仕掛けていく。終了間際には松永菜那(営3)の積極的な攻撃で再三相手ゴールに迫るも学習院大の守りを崩すことはできず、惜しくも敗戦を喫した。

果敢に攻める松永

惜しいシュートを放つ南埜ゆう(教4)
日差しの強い炎天下の中繰り広げられた両校の試合は、最後まで両チーム一歩も譲らないまさに死闘であった。気持ちを切らさず最後まで戦い抜いた青学大の選手たちを讃えたい。猛暑の中熱い応援を途切れさせなかった選手たちやOG、保護者たちの姿も見受けられた。決してネガティヴになる必要はないだろう。全国大会に繋がるファイナル4へ進出するためには6チーム中上位2位に入らなければならない。次節では是非とも白星をあげたいところだ。今日の敗戦を糧にし、さらなる爆発力で勝利を手にする選手たちの姿に期待したい。
(記事、写真=東島蒼空)
◆主将コメント◆
主将の廣重に話を伺った。
-今日の試合を振り返って
リーグ戦の厳しさを改めて実感し、勝ち切ることの難しさを感じました。しかし、暑い中多くの関係者の方が応援に来てくださり応援席を緑に染めてくれて、とても力になりましたし嬉しかったです。
-今季の個人としての目標やスローガン
今年のスローガンは”BREAK”です。チームや個人にある課題を全てBREAKして変わるという意味があります。現状に満足せず、目標達成まで変わり続け、今までの青学では見たことのない景色を見たいという思いがあります。
-今季注目している選手
今年のチームの注目選手は1年生MDのわた(渡邊未有 法1)です。青学のラクロス部では珍しい高校からの経験者でU18選手に選ばれるほどの実力を持っています。基礎スキルの高さから生まれるプレーとフレッシュさに大期待です!
-ラクロスという競技の魅力について
スピード感があるところです。攻守の切り替えが早く、予測不能な展開が続くため見ている人が飽きないスポーツです。また、シュートスピードも速いので見応えがあります。
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