【ラグビー】初夏の風物詩・オールスター!青学大から3選手が挑む

ラグビー

第12回関東大学ラグビーオールスターゲーム2025 7月6日 於・秩父宮ラグビー場


◆結果◆

○対抗戦選抜 34{17―7、7―26}33 リーグ戦選抜●

6分=岡部(日体大)トライ
9分=佐久間(立大)トライ、服部(早大)ゴール成功
29分=佐藤(立大)トライ
56分=白井(明大)トライ
62分=高比良(明大)トライ、伊藤(明大)ゴール成功
77分=内田(筑波大)トライ


 

年に1度、対抗戦とリーグ戦からそれぞれ選出された精鋭が集結するオールスターゲーム。太陽が容赦なく照り付ける秩父宮ラグビー場で、熱い戦いが繰り広げられた。対抗戦選抜に所属する青学大からは田中太陽(史4)、荒川真斗(法4)、八尋祥吾(法4)の3選手が選ばれた。

前半は対抗戦選抜が開始直後から主導権を握り、リーグ戦選抜を寄せ付けない展開となった。前半6分、巧みなパス回しから対抗戦選抜が先制点を決めると、前半9分には佐久間翔梧(立大)が勢いそのままにトライを沈める。その後得点が入らない膠着状態が続くが、29分、リーグ戦選抜のキックを田中がチャージし、インゴールへ飛んだボールをすかさずキャッチした佐藤侃太朗(立大)がトライを決める。35分、リーグ戦選抜にトライを奪われるが前半を10点リードで折り返す。

スタンドでは終始力強い応援合戦が渦巻いた

青学大の田中と荒川は前半フル出場、対抗戦選抜のリードに貢献した。

気迫のこもったプレーを見せた田中

ブレイクダウンなど存在感を発揮した荒川


打って変わって後半はリーグ戦選抜の猛攻に対抗戦選抜が苦しめられ、トライの取り合いとなった。開始直後リーグ選抜にトライを決められ逆転を許すが、後半16分良い形のモールから白井瑛人(明大)がトライを取りきり、再びリードを奪う。その後も決めて決められての時間帯が続くが、伊藤龍之介(明大)が相手の裏をかく技ありのキックを見せ、それを拾った高比良恭介(明大)が22分トライを決める。そして37分、内田慎之甫(筑波大)が相手5人を抜き去りトライを沈め、ノーサイドを迎えた。オールスターゲーム2025は青学大属する対抗戦選抜が勝利を収めた。

勝利に王手をかけた内田と抱擁する橋本

接戦を制し、歓喜に揺れる対抗戦選抜


八尋は後半フル出場。両者拮抗した40分間、持ち前のタックルと体の強さで対抗戦選抜を縁の下から支えるプレーを見せた。

激しいタックルを繰り広げた八尋

自身のボードを掲げる3選手

応援に駆け付けた青学大ラグビー部


田中、荒川、八尋の3選手がオールスターゲームで培った経験をチームに還元し、2年連続の大学選手権出場、そして悲願であるベスト8をつかみ取るためにどんな戦いを青学大ラグビー部は見せるのか。9月から始まる秋季公式戦に期待が高まる。

(記事=遠藤千果、写真=比留間詩桜、遠藤千果)

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