関東大学対抗戦A 対帝京大 ９月25日 於・上柚木公園陸上競技場
◆結果◆
●青学大０ー52帝京大〇
前半０－26
後半０－26
◆メンバー◆
１田中創太郎（法２）
２相根大和（法４）
３中西翔太郎（総４）
４清原裕揮（営４）
５江金海（総３）
６中谷玲於（済４）
７小島静也（国経４）
８金原匡佑（国経３）
９宮下賢志（法３）
10桑田宗一郎（社４）
11大村知意（社３）
12青沼駿昌（マ１）
13金澤春樹（済３）
14衣笠竜世（社４）
15黒木陽斗（法４）
16石川大貴（マ４）
17鷲塚健志（法４）
18大城琳（法３）
19渡邊元樹（総３）
20辻村康（マ２）
21山同光（法３）
22橋本大吾（法４）
23桑田敬士郎（営２）
まだ夏の香りが残る上柚木の地で、関東大学対抗戦の第二戦が行われた。青学大にとって今季初の有観客試合となった今試合。スタンドいっぱいのラグビーファンに見守られながら、強豪・帝京大との一戦に臨んだ。
試合後、スタンドの観客に挨拶をする青学大
前半５分、ペナルティから自陣ゴールライン前でのスクラムのチャンスを与え、帝京大FW陣の圧倒的なフィジカルに押し切られ、先制トライを献上。何とか得点を返したい青学大だが、相手の屈強なディフェンスに阻まれ、なかなかマイボールを継続できない時間が続き、相手に連続トライを許してしまう。28分、No.8金原匡佑（国経３）がインターセプトから独走、サポートに走っていたWTB大村知意（社３）に繋ぎビッグゲインで見せ場を作るも、ゴール直前で相手の猛追に捕まり、無念のノックオン。その後もペナルティからのセットプレーで２本のトライを奪われ、前半を０-26で折り返す。
インターセプトから見せ場を作り、観客を沸かせたNo.８金原
迎えた後半。序盤はスコアが動かず、攻守ともにチャンスの時間が続いたものの、９分、ペナルティからモールを押し切られて後半先制トライを奪われた。その後も前半同様、帝京大の得意なフィジカルを使ったセットプレーから連続得点を許してしまう。しかし要所要所でナイスタックルを見せ、40分にはFL橋本大吾（法４）のジャッカルなども光った。
鋭いロータックルで何度も相手の行く手を阻んだ
（写真は手前からFL小島とCTB青沼）
最終スコアは０-52。惜しくも得点の機会はなかったものの、昨年０-122で敗れた相手にくらい付いた。明治戦でも光った鋭いロータックルが何度も刺さり、強豪を苦しめた。この強みを生かし、規律を守りペナルティをいかに減らしていくか。強豪の厳しいディフェンスの圧力に屈せず、どのようにマイボールを継続していくかが今後の課題だ。
攻守ともにチームを牽引したSO桑田主将とHO相根
次戦の相手は慶應大。FBからSHという異例のコンバートで話題となった山田響（慶大）や安定感のあるプレーで年代別日本代表経験もあるFL山本凱（慶大）らを中心に、多彩なオフェンスを展開するだけでなく、ディフェンス力にも定評がある強豪だ。この２週間で課題を修正し、青学ラグビーで対抗戦初勝利を勝ち取りたい。
（記事・写真＝山口美海）
（以下監督・選手のコメント）
〈清水孝哉監督〉青山学院大学ラグビー部監督の清水です。本日帝京大学戦お疲れ様でした。スコア的には０ということで得点できませんでした。最初ディフェンスでしっかりロータックル入れたんですけれども、２人目のところでボールを取り返せず、帝京さんのアタックが続いたということで、その辺は次に向けてまた改善したいと思います。あとペナルティからのラインアウト・モールというところで数多くトライを取られたので、そこはラインアウト・モールというよりはペナルティを削減できるように努力していきたいと思います。アタックに関しては明治戦よりはできたんですけれども、まだまだ精度の部分を高めて次の慶應戦に臨みたいと思います。本日はありがとうございました。
〈SO桑田宗一郎〉青山学院大学主将の桑田宗一郎です。今日の帝京大学戦では特にセットプレーで圧力を受けて自分たちの思うようなアタックがあまりできず、80分間相手にずっと主導権を握られたまま終わってしまったなという試合でした。主導権を握られた中でも、自分たちのペースになりそうなターニングポイントはあったので、そこを次回の試合ではものにして、自分たちのペースにし、自分たちのラグビーができるように、２週間いい準備をしていきたいと思います。
〈CTB金澤春樹〉３年の金澤春樹です。本日の帝京戦、応援ありがとうございました。セットプレーで圧倒されてしまい、スコアとしては離されてしまいましたが、次戦の慶應戦ではここを修正し、絶対勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします。
〈HO相根大和〉４年の相根大和です。本日の試合ではセットプレーのところで厳しい試合となってしまったんですけれども、ゲーム中の修正力というところを次の試合までにしっかりと身につけて、次の試合では絶対に勝ちたいと思います。応援のほど、よろしくお願いします。
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