【ラグビー】入れ替え戦を制しAグループ残留決定!

ラグビー
主将としてチームを牽引し続け、今日もPGを全て決めた桑田

関東大学対抗戦Aグループ入替戦 対明治学院大 12月17日 於・熊谷ラグビー場

◆結果◆

〇青学大49ー14 明治学院大●
前半 14ー0
11分 小林トライ、桑田PG成功
35分 安部トライ、桑田PG成功
後半 35-14
12分 安部トライ、桑田PG成功
22分 内藤トライ、桑田PG成功
27分 白石トライ、桑田PG成功
33分 内藤トライ、桑田PG成功
36分 下村トライ、桑田PG成功

◆メンバー◆

1 田中創太郎
2 田中太陽
3 安部駿亮
4 荒川真斗
5 大崎元
6 八尋祥吾
7 甲斐冬竜
8 辻村康
9 小林純岳
10 河村凌馬
11 川端航聖
12 桑田敬士郎(主将)
13 山田壮
14 吉田将太
15 白石颯
16 松下稜
17 田中優光
18 寺本哲盛
19 後藤大輝
20 内藤基
21 亀井健人
22 下村滉志郎
23 森草知


2023年の関東大学ラグビー対抗戦Aグループを7位で終えた青学大ラグビー部。そのためAグループとBグループの昇格・降格をかけた入替戦を明治学院大と戦った。

迎えた前半、前半11分にキックで前線にボールを運ぶと、相手のミスを誘い先制のトライをSHの小林が決める。さらに主将の桑田が冷静にPGを決め幸先よくリードを奪う。このままリードを広げていくと思われた青学大だが、前半は重い試合展開となってしまう。試合時間の大半を敵陣地でプレーするものの、ゴールライン目前でのミスやペナルティが目立ち思うように得点を重ねることができない。さらに明治学院大の攻撃が青学大陣地を襲う。だが、粘りのディフェンスで得点は許さない。すると35分、粘り強く攻撃を続けていた青学大が徐々にゴールラインに迫り、安部が相手ディフェンスを突き飛ばしながらトライ。桑田がPGを決め念願の追加点を奪う。そして14点リードで前半を終える。

トライを決めた小林

トライを決めた安部

迎えた後半、開始早々明治学院大にトライを許し1トライ1ゴールの点差となる。さらにこのトライによって多くの観客が訪れていた明治学院大側のスタンドも盛り上がり、不穏な空気が流れた。しかしその後は青学大の一方的な天下となった。後半12分にはプレッシャーをかけ続け、最後は安部が2つ目のトライ。22分には後半から出場していた内藤が、27分には白石が華麗なパスワークから瞬足を飛ばしトライ。さらに33分には内藤が3人で止めにきたディフェンスをものともせず2つ目のトライ。36分にはロングパスを通し、最後は下村がトライを決めた。さらに桑田が全てのPGを決め、最終的に49点を奪って勝利を収めた。

主将としてチームを牽引し続け、今日もPGを全て決めた桑田

今日の試合で勝利したことで来季の対抗戦でのAグループ残留を決めた青学大ラグビー部。来季に向けた希望も多くある。その1つが下級生の台頭だ。ベンチ入り23人のうち4年生は7人。その他は下級生ということになる。下級生のうちから試合に出場し経験することはどのスポーツでも大切なことだが、そう簡単に試合に出場できるものではない。高校ラグビーの名門校出身の選手が多い中で、高校での経験値に加えてさらに大学の最高峰である関東大学対抗戦での経験値が加わった。そんな選手たちが来年どのようなプレーを見せるのか。創部100周年を迎える節目の来シーズン。青学大ラグビー部の活躍から目が離せない。

(記事=遠藤匠真、写真=遠藤匠真・慶長駿大)

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