第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対早大 9月10日於駒沢オリンピック公園総合運動場
◆結果◆
青学大●70-100○早大
1Q 21-23
2Q 17-21
3Q 10-29
4Q 22-27
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
オータムリーグ第7節の相手はスプリングトーナメントで大敗を喫した早大。リベンジを狙う青学大は前半から果敢にゴールに向かい接戦を繰り広げる。しかし後半に早大に流れを奪われてから巻き返すことができず70-100で敗れた。
第1Qは青学大ボールからスタート。#23加藤(コ4)のオフェンスリバウンドからのフリースローで青学大が先制。その後も#35オドゲレル(数4)や#3新井(総4)がシュートを決め得点を重ねるが早大が高確率で3ポイントシュートを決め点差が開かない。青学大は#86中武(総1)を中心にインサイドから攻撃を仕掛けるが早大も負けじと3ポイントシュートを決め21-23の2点ビハインドで第2Qへ。

ゴール下で存在感を放った#86中武
第2Qは早大ボールからスタート。両チームゴールに向かうが中々得点に繋がらず開始2分で両チーム無得点となる。そんな沈黙を#12広瀬(総3)の3ポイントシュートが打ち破る。その後も#77芦田(国経3)の3ポイントシュートや#21ウォーレン(国経4)のゴール下のプレーで勢いに乗る青学大だったが第2Q後半に得点が止まり早大の追い上げに遭う。早大の溜まったファールを利用しフリースローで得点を重ねるが早大が青学大を上回り38-44の6点ビハインドで前半を終える。

ゴール下からの得点でチームを盛り上げる#21ウォーレン
第3Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレルのドライブシュートで青学大が先制するが第3Q中盤に青学大の得点が無いまま早大に連続で得点を許し早大との差が一気に開く。第3Q後半、#17北條(コ2)や#9上野山(法3)が得点を重ねるが中盤の失点が響き48-73の25点ビハインドで最終第4Qへ。

第3Q最初の得点を決める#35オドゲレル
第4Qは早大ボールからスタート。早大に先制点を取られるが#3新井や#35オドゲレルら4年生が意地で食らいつく。しかし早大が試合を通してシュートを高確率で決め徐々に差が開く。最後までインサイドなどから攻撃を仕掛け得点を重ねるが早大に追いつくことはできず試合が終了した。

身長を活かしリバウンドに貢献した#23加藤
試合後、#86中武は「前半は早大がシュートが入っても自分たちが対応できていたが、後半相手にドライブを決められてからチームの士気が下がり始めてしまった。また、点差が開き始めてからチーム内の声掛けが無くなってしまった」と試合を振り返った。個人としては「自分の高さを活かしたプレーができた」と手応えを感じた一方、高校バスケと比較して大学バスケは「ボールへの執着心が違う。自分ももっとリバウンドなどに積極的に絡んで自分がやれることを精一杯やっていきたい」と意気込んだ。
スプリングトーナメントのリベンジをすべく挑んだ今試合。前半は互角に戦うが、後半早大の流れを止めることができず一気に離されてしまった。相手の勢いに飲まれてしまった時にもチーム内で声を掛け合い、いかに雰囲気を明るくできるかが重要になってくることを感じた試合となった。
(記事・写真=二瓶優輝)
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