第74回関東大学バスケットボール選手権大会 対東海大 5月3日於国立代々木競技場第二体育館
◆結果◆
青学大●77-82〇東海大
1Q 24-17
2Q 15-21
3Q 19-19
4Q 24-20
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#21 ウォーレン航喜
#25 星賀舞也
#12 広瀬洸生
#77 芦田真人
スプリングトーナメント4試合目の相手は関東屈指の強豪チーム・東海大。青学大は前半から1点差で東海大を追いかけ接戦が繰り広げられるが、第4Qの連続得点で流れを奪われ77-82で惜しくも敗れた。
第1Qは東海大ボールからスタート。東海大に先制を許すも#3新井(総4)の3ポイントシュートや#12広瀬(総3)のドライブシュートで食らいつく。それでも東海大のスピードに翻弄され少しずつ点差が開く。#35オドゲレル(数4)の3ポイントシュートや#17北條(コ2)のシュートで応戦するが東海大も着実にシュートを決め17-24の7点ビハインドで第2Qへ。

計5本の3ポイントシュートを成功させた#77芦田
第2Qは東海大ボールからスタート。東海大に先制を取られるが#77芦田(国経3)がスティールから3ポイントシュートを決め点差を広げさせない。#17北條がディフェンスの意表を突くバックシュートや、オフェンスリバウンドからのシュートで東海大を猛追し、#3新井のドライブシュートで1点差まで追いつく。その後互いにシュートを決め合い、38-39の1点ビハインドで前半を終える。

技ありのプレーでチームを盛り上げた#17北條
第3Qは青学大ボールからスタート。#25星賀(社4)が2ポイントシュートで先制を取り逆転するが東海大もすぐに決め返し一進一退となる。その後#77芦田や#3新井の3ポイントシュートで得点を重ねるが東海大も負けじとシュートを決めてくる。両チーム激しい攻防を繰り広げ点差変わらず57-58の1点ビハインドで勝負は最終第4Qへ。

アグレッシブなプレーでチームを鼓舞した#12広瀬
第4Qは東海大ボールからスタート。東海大に先制を取られるが#6三村(総2)が決め返す。その後東海大に連続得点を許すが、開始3分のタイムアウトで仕切り直す。タイムアウト明け、#77芦田が次々に得点を決め東海大に詰め寄る。残り1分30秒のタイムアウト明け、#3新井と#17北條の連続得点で5点差まで点差を縮めるも一歩及ばず77-82で東海大に敗れた。

留学生にも怯まずゴール下のシュートを放つ#6三村
試合後、#77芦田は「試合前から気持ちで負けないようにチームで話していたが、所々負けてしまった」と試合を振り返った。一方で「昨日に比べて流れが悪くなった時に前向きな声掛けをできたことは良かった」と昨日の敗戦を経て改善できた点を述べた。また、個人として「シュートが入ったことは良かったが、もっとプレーでチームを引っ張っていきたい」と意欲を見せた。
#12広瀬は「全体として流れが悪い時に我慢できていたが、ちょっとしたミスが起きたり、インサイドが(東海大に比べて)弱かったりと詰めの甘さが出た」と試合を振り返った。スプリングトーナメント最後の試合となる明日の早大戦に向け「(早大は)昨年共に2部から上がってきたチームであり、青学大にとってライバルのチーム。絶対に勝つ」と闘志を燃やした。
連日接戦が続いている青学大。ついに明日がスプリングトーナメント最後の試合となる。明日の対戦相手は昨シーズン負け越した因縁のチーム・早大。昨年の雪辱を果たし、スプリングトーナメントを笑顔で締めてほしい。
(記事・写真=二瓶優輝)
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