【男子バスケットボール】雪辱晴らし早稲田大に勝利!!

男子バスケットボール

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対早稲田大 9月29日於東洋大総合スポーツセンター

 

◆結果◆

青学大〇81-66●早稲田大

1Q 16-8

2Q 21-19

3Q 16-16

4Q 28-23

 

◆スターティングメンバー◆

#2 漆山蓮

#7 進翔太

#23 加藤大智

#35 オドゲレル・トルガ

#12 広瀬洸生

 

オータムリーグ1巡目最後の試合となる第11戦は奇しくもスプリングトーナメントで敗戦を喫した早稲田大との試合となった。アップ時から独特な緊張感が漂う中試合が始まった。第1Qから勢いに乗った青学大は3ポイントシュートを高確率で決め、#7進(法4)を中心にリバウンドも取り、優勢に試合を進め早稲田大に勝利した。

 

第1Qは青学大ボールからスタート。1本目のシュートは惜しくも決まらなかったが、#23加藤(コ3)がオフェンスリバウンドを取り、セカンドチャンスに繋げる。#7進がそのチャンスを活かし3ポイントシュートを決め先制。その後も#12広瀬(総2)のドライブシュートからのエンドワン、#35オドゲレル(物3)の連続3ポイントシュートなどで勢いに乗る。スプリングトーナメントで課題にあがったリバウンドも#7進を中心に絡み早稲田大にセカンドチャンスを与えない。良い流れを保ち16-8の8点リードで第2Qへ。

2本連続で3ポイントシュートを決めた#35オドゲレル

 

第2Qは早稲田大ボールからスタートするが得意のディフェンスで早稲田大の攻撃を防ぐ。#25星賀(社3)がドライブ後フリースローをもらい青学大が先制。その後#77芦田(国経2)や#2漆山(総4)の3ポイントシュートで攻めるも早稲田大も引かず拮抗した状態が続く。しかし開始6分30秒のタイムアウト明けの#12広瀬の3ポイントシュートを皮切りに#2漆山の2ポイントシュートや#3新井(総3)の3ポイントシュートなどで流れを掴む。第2Q終了間際に#3新井がドライブシュートを決め37-27の10点リードで前半を終える。

計20本のリバウンドで青学大を支えた#7進

 

第3Qは青学大ボールからスタート。早稲田大に先制点を決められるも#12広瀬が決め返す。第3Qも#7進が体を張ったオフェンスリバウンドで攻撃の機会を作り出す。開始6分30秒のタイムアウト後、一時は6点差まで詰められるも選手間でコミュニケーションを取り合い立て直し10点リードを保ち53-43で最終第4Qへ。

チームハイの21得点を決めた#12広瀬

 

第4Qは早稲田大ボールからスタート。早稲田大に先制を許すも#2漆山のフリースローや#3新井のシュートで早稲田大の追随を許さない。計3度のタイムアウト後も流れを途切れさせず得点を重ね#2漆山がブザービートを決め81-66で早稲田大に勝利した。

5本中4本の3ポイントシュートを決めた#3新井

落ち着いたプレーでチームメイトに指示を出した#2漆山

 

試合後のインタビューで#7進は「チームのためにリバウンドを取ることができた。昨日(立教大戦)ほど得点に絡むことは出来なかったが周りがフォローしてくれてチームで勝てた感覚が強い」と試合を振り返った。また、「一時早稲田大に詰められた場面で詰めの甘さが出た」と感じた一方「ディフェンスの強度やオフェンスの攻め方などを含めチーム内で話し合えたことが良かった」と話した。今試合で初めて順位として格上のチームに勝つことができ「自信になった」と話す#7進。4年生ラストイヤーとして挑んでいるオータムリーグ。2巡目の試合について「2部優勝を目指すのはもちろんだが、勝つことに拘るだけでなく楽しんで試合を行いたい」と笑顔を見せた。

 

スプリングトーナメントのリベンジマッチとして挑んだ今試合。第1Qからアグレッシブな攻撃で早稲田大を苦しめた。コート内の勢いに比例するようにベンチも盛り上がり、会場を青学大一色に染め上げ、1巡目最後の試合を勝利で終えた青学大。1部昇格のためにも今試合の勝利は大きかったと言える。現在7勝4敗で2部暫定6位。来週からのオータムリーグ2巡目も気の抜けない試合が続くが今試合の勢いのまま突き進んでほしい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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