【硬式野球】南川が6打点で打線をけん引!投打噛み合い開幕3連勝!

硬式野球

東都大学野球 春季1部リーグ 対中大 第1回戦 4月14日 於・明治神宮野球場

◆結果◆
青学大 101 030 300|8
中 大 000 000 000|0

◆出場選手◆

1 右 新井瑛太 滝川
2 中 大神浩郎 福岡大大濠
3 三 松本大和 天理
4 捕 渡部海 智辯和歌山
5 指 南川幸輝 大阪桐蔭 → 打指 森澤拓海 履正社
6 一 中山凱 専大松戸
7 左 谷口勇人 大阪桐蔭 → 打 橋本友樹 報徳学園 → 左 矢野丈太朗 國學院久我山
8 遊 菅野陽平 福岡大大濠
9 二 山口翔梧 龍谷大平安

P 鈴木泰成 東海大菅生 →  布施東海 二松學舍大付


先発の鈴木泰成(社4=東海大菅生)は、3回に2つの四球を記録するなど制球を乱す場面が見られたものの、8回を投げ99球、被安打3無失点の好投。エースの投球を見せ、開幕カードに続いて勝利投手となった。打線は、南川幸輝(総3=大阪桐蔭)が6打点を挙げるなど、8得点。投打で中大を圧倒した青学大は8-0で快勝し、開幕3連勝を飾った。

青学大は初回、今春絶好調の松本大和(国政2=天理)が左前打で出塁すると、続く渡部海(コ4=智辯和歌山)も死球でチャンスを広げる。二死一、二塁の好機で打席に立ったのは、開幕から3試合全てで指名打者として起用されている南川。期待に応える左前適時打を放ち、チームは開幕2連勝の勢いそのままに、鮮やかに先制に成功した。

先制の適時打を放った南川

援護を背にマウンドに上がるのは、エース・鈴木。「プレッシャーはあるが気負いすぎないように。中西(聖輝、26コ卒=現中日ドラゴンズ)さんが言っていた『一人じゃなくチーム全員で守る』というのを意識した」と語る。その言葉通り、立ち上がりから安定した投球を披露。「序盤はよかった」と振り返るように、1回、2回を危なげなく抑え、順調な滑り出しを見せた。

先発のマウンドに上がった鈴木

打線は3回、新井瑛太(社1=滝川)が相手の失策で出塁する。その後バッテリーエラーの間などに三塁まで進む。続く松本の打球が相手の野選を誘い、貴重な追加点を奪った。

だがその裏、鈴木は「スピードや強いボールを意識しすぎたあまり、少し歯車が狂ってしまった」と、先頭打者から2者連続で四球を与えてしまう。それでもここはエースの投球。無死一、二塁のピンチから相手9番・新妻に送りバントを許さず、さらに1,2番を打ち取り無失点。エースとしての粘りを見せた。

この日の投球について鈴木は、「0点で抑えたことは評価できるが、ストライクとボールがはっきりしてしまい、打者に狙いを絞られた」と課題を挙げつつ、「中野さんや捕手の渡部からのアドバイスで修正できたのは成長」と手応えも口にした。

中野コーチや渡部のアドバイスを受けた

すると5回、打線が再び動く。昨秋にはベストナインに輝き、今季も好調を維持する大神浩郎(総2=福岡大大濠)が二死から二塁打で好機を演出。続く松本、渡部が連続四球で満塁と好機を拡大。ここで南川が走者一掃の適時三塁打を放ち、試合の流れを決定づけた。

大神は起点となる二塁打を放った

走者一掃の適時三塁打を放った南川

塁上ではガッツポーズも見せた

南川はこの一打を「前カードの亜大戦ではチャンスで打てず、後輩にカバーしてもらってばかりだった。今週こそは上級生として結果を出し、チームを引っ張りたいと思っていた」と振り返り、「その気持ちが打球に乗ってくれたのかな」とうなずいた。打ったのはアウトコースの直球。勝負所での一本が出ていなかった中で、「これまでの積み重ねが出た」と手応えを口にした。

その後も青学大打線の勢いは止まらない。7回、大神が四球を選び出塁し、松本の犠打、渡部の中前打で好機を拡大。ここで打席には再び南川。この場面で南川は、適時二塁打を放ちこの日3本目の適時打で6打点目を記録。「5番はチャンスで回ってくる打順。打点を挙げてチームを勝たせたい」と語るように、その役割を体現する活躍となった。好調の要因については、「下級生の頃は初球を見てしまうことが多かったが、今は1球目から仕掛ける準備ができている」と分析。さらに「力で飛ばすのではなく、8割ほどの力で確実に弾くことを意識している」と技術面の変化も明かした。

南川は6打点の大暴れ

さらに、二死二塁の場面で前カードの亜大戦では速球に振り負けず、犠飛で大学初打点をマークした橋本友樹(国政1=報徳学園)が代打で起用された。橋本は前進守備の外野の頭を越える適時三塁打を放つ。これが橋本にとっては嬉しい大学初安打になった。

大学初安打となる適時三塁打を打った橋本

鈴木は8回を投げ、被安打3無失点の投球。9回のマウンドには4年生の布施東海(法4=二松學舍大付)が上がり、先頭打者に安打を許すも、後続を断ち無失点。試合を締めくくった。

鈴木と布施の4年生で見事完封リレー

青学大は8-0の快勝で開幕3連勝。盤石の戦いぶりの中にも課題を見据え、一戦一戦を積み重ねていくその姿に、隙は見当たらない。

ヒーローとなった鈴木(左)と南川(右)

(記事=戸田隼人、写真=戸田隼人)

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