【硬式野球】15安打の猛攻で開幕2連勝!初先発・田端も好投し、勝ち点獲得!

硬式野球

東都大学野球 春季1部リーグ 対亜大 第2回戦 4月8日 於・明治神宮野球場

◆結果◆
亜 大 000 000 100|1
青学大 000 304 01ⅹ|8

◆出場選手◆

1 右 新井瑛太 滝川
2 中 大神浩郎 福岡大大濠
3 三 松本大和 天理
4 捕 渡部海 智辯和歌山
5 指 南川幸輝 大阪桐蔭 → 打指 橋本友樹 報徳学園
6 一 中山凱 専大松戸
7 左 谷口勇人 大阪桐蔭 → 打左 南野倫平 龍谷大平安 → 打 星子天真 大阪桐蔭 → 左 矢野丈太朗 國學院久我山
8 遊 菅野陽平 福岡大大濠
9 二 山口翔梧 龍谷大平安

P 田端竜也 九国大付 →  髙木大希 履正社 → 山田玲 浜田


開幕戦を10得点と快勝した青学大。亜大との第2戦、初回のマウンドには大学初先発となる田端竜也(コ2=九国大付)が上がった。田端は強力亜大打線を相手に初回から2つの三振を奪い、7回途中被安打3、6奪三振、1失点と、初先発の緊張感を全く感じさせない堂々の投球を披露した。投手陣は7回以降継投に入り、髙木大希(営2=履正社)と大学初登板となった山田玲(コ1=浜田)がともに無失点と好投を見せ、亜大打線を封じ込めた。一方の打線は同点で迎えた4回、連続安打で好機を作ると8番・ルーキーの菅野陽平(総1=福岡大大濠)が大学初安打となる2点適時3塁打を放ち、先制に成功。その後も橋本友樹(国政1=報徳)が大学初打席で犠飛を放つなどし、青学大は15安打8得点をマーク。攻守で様々な「初」が飛び出した青学大は8対1で亜大を下し、開幕カードの勝ち点を2連勝で獲得した。

青学大の先発投手は2年生の田端。昨年は2試合に登板したがいずれもリリーフ起用であり、先発登板は初めてである。監督から先発を託された瞬間について「言われた時はちょっと緊張していたが、逆に試合が近づくににつれて楽しみ、ワクワクの方が強くなっていった」と話した田端は、初回から2つの奪三振を含む三者凡退と上々の立ち上がりを見せる。その後は3回まで一人の走者も許さない完璧な投球を披露した田端。4回には内野安打やバッテリーエラーでピンチを招くも、最後は亜大の5番・上原口から空振り三振を奪い無失点に切り抜けた。

大学初先発となった田端

奪三振に雄たけびを上げる田端

この好投に奮起したかのように打線は直後の4回裏の攻撃、5番の南川幸輝(総3=大阪桐蔭)、今春オープン戦から絶好調の6番・中山凱(史2=専大松戸)が連打で好機を作ると、打席には1年生の菅野。「新井の活躍もあって自分も刺激を受けた。同じ1年生なので『絶対打ってやろう』という気持ちだった」と意気込んで打席に入った菅野は甘く入った外角の球を逆らわずに右翼線上へ流し打ち、先制の2点適時三塁打を放った。ルーキーの嬉しい初安打・初打点に続き、なおも好機で山口翔梧(営3=龍谷大平安)が適時二塁打を放ち追加点を挙げ、4回終了時点で初先発の田端の援護点は3点となった。

菅野の大学初安打は、先制適時打となった

初安打に拳を突き上げる菅野

追加点となる適時打を放った恐怖の9番・山口

青学大打線は5回こそ走者を出しながらも得点に生かすことはできなかったものの、6回には谷口勇人(営4=大阪桐蔭)の内野安打に菅野の犠打、山口の四球と相手の失策で、今度は満塁の好機を演出。すると好調・菅野の高校時代の先輩である大神浩郎(総2=福岡大大濠)が、走者一掃の3点適時二塁打を放ちさらなる追加点を挙げた。この後、好調の3番・松本大和(国政2=天理)にも適時二塁打が飛び出し1点を追加、青学大のリードは7点に広がった。

一振りで走者3人を本塁に帰した大神

大神に続いて松本も適時打を放ち、2年生コンビが打線を盛り上げた

先発の田端は亜大打線を5回、6回と無失点で抑えるも、7回に先頭打者から安打、四球でピンチを招く。ここで青学大ベンチは投手を田端から髙木にスイッチ。無死一、二塁で救援に入った髙木は、亜大の代打・後藤を三振に仕留め、この回1つ目のアウトを奪う。しかし続く打者、前嶋に安打を許し満塁。その後髙木は亜大の7番・木村を遊ゴロに打ち取ったものの、その間に走者が生還し1点を献上することとなった。それでも髙木は後続を断ち、この回は最少失点で切り抜ける。

髙木は厳しい場面での救援登板となったが、最少失点で切り抜けた

1点を失った青学大は、直後の攻撃で中山がこの日4本目、菅野がこの日2本目となる安打を放ち、山口も四球を選び再び満塁とするもあと一本が出ず、無得点に終わった。

前試合の満塁弾に続き絶好調の中山は、この日4安打を放った

2番手投手の髙木は8回のマウンドにも上がり、亜大打線に得点圏まで走者を進められるも、要所を締めた投球で本塁を踏ませない。その裏の攻撃、青学大は大神、松本が連打で一三塁とすると、安藤寧則監督は代打・橋本をコール。好機で回ってきた大学初打席、対峙したのは亜大のプロ注目投手・川尻だったが、橋本は押し負けることなく打球を中堅へはじき返し、犠飛で1打点を挙げた。

回跨ぎの起用にも応えた髙木

代打で迎えた初打席、橋本は剛腕投手にも力負けせず、しっかり外野へ運んだ

最終回、青学大は3番手投手に大学初登板となるルーキー・山田を投入した。この回の強力亜大打線は4番からという好打順。山田は先頭打者にこそ四球を許すも、後続を2つの三振と内野フライに斬って取り試合終了。青学大は8対1で勝利を収めた。

初登板の山田は1回を2奪三振、無失点で投げ切った

初の奪三振でアウトカウントを確認する山田

今日の試合について、先発登板し大学初勝利を手にした田端は「チームとしてこのオープン戦からやってきたことが、リーグ戦につながった。それが良い結果につながっている」と振り返った。また今年の青学大の戦い方については「1戦目は(鈴木)泰成さんが確実に勝ち取ってくる。3戦目があると体力的にも厳しいと思うので、そこに行かせないようにしたい。今回は自分が先発だったが、中継ぎ陣も全員で勝つという気持ちでいる。やはり2戦目が鍵になるのではないか」と分析し、「また先発するかはわからないが、そこで自分が投げた時にチームに良い影響を与えるような結果を出したい」と意気込みを語った。

前日の第一戦に引き続きルーキーの活躍もあり、見事2連勝で開幕カードの勝ち点を獲得した青学大。目標である大学四冠、リーグ7連覇に向けては完ぺきな船出となった。次節の対戦相手は昨季4位の中央大である。学年の垣根を越えて、経験豊富な選手も、フレッシュな新戦力も一丸となって青学大野球部は優勝に突き進んでいる。

(記事=高木一郎、写真=戸田隼人・高木一郎)

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