関東学生テニストーナメント大会 5月26日 於・大宮けんぽグラウンド
◆結果◆
男子ダブルス
●露崎翔太・萩野颯太0―2川上・高島(専大)
○古橋柊依・庄子大慎2―0原田・仲間(日大)
無観客試合として、2021年度関東学生テニストーナメント本戦は開幕した。雲一つない晴天の中、予選トーナメントを勝ち抜いた選手たちが大宮けんぽグラウンドにて熱のこもった戦いを展開していた。
露崎・萩野ペアはファーストセット序盤、少々動きの硬さが見え、先制点を取られるところから始まる。ファーストサーブを決めしっかり点数を返すも、その後も相手に1点差つけられた状態が続き、しばらく追いかける態勢が続く。終盤に連れて硬さも取れ、一時同点に追いつく場面が見受けられるも、あと一歩のところでファーストセットを落とす。
セカンドセットはファーストセットの流れを断ち切ることが出来ず、なかなか点数を奪えない。リターンミスが目立ち、相手に4点許したところでようやく1点取り返すも、太刀打ちできないまま試合終了。
今回、3年ぶりにペアを組んだ2人。就職活動や、練習を別々にやっていたこともあり、準備不足が原因だったと反省の言葉をこぼす。露崎・萩野ペアのダブルスはここで終わってしまったが、萩野はシングルスが残っている。インカレ出場を目指して、学生生活最後の夏を悔いなく終わらせたい。
~以下インタビュー~
・今日の総括
露崎:リターンゲームでのミスが目立ってしまった。それでも、サービスゲームの緊張した場面でもしっかりファーストサーブ入れて、相手にプレッシャーかけられたことは良かった。
荻野:ファーストセットはサービスゲームをお互いにキープしてシーソーゲームだった中で、相手の精神状態を考えて冷静にプレーできていた。ギリギリで落としてしまったが、そこは良かった。セカンドセットに入ったときに、少しモチベーションが下がってしまい、相手もファーストセットを先取し、精神的に余裕がでてきたことで、序盤のサービスゲームを落としてしまったことは痛手だった。そのままずるずると引っ張られて終わってしまった。
・予定していた試合運び
準備不足を実感していたのであまり長期戦に持ち込まず、なるべく短期決戦で終わらせようと考えていた。
・今後の課題
リターンゲームが取りづらい状況とはいえ、結局最後までブレイクできなかったので、そこの技術面を補っていく必要があると思った。
・9月のリーグ戦に向けて
今日のセカンドセットからリターンが弱点だということが分かったので、リターンゲームをどう攻略してブレイクに持ち込んでいくのかに焦点を当てて頑張っていきたい。
(記事・写真=古木遥香)
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