青学大らしさを出すも、専修大にストレート負け…

男子バレーボール

春季関東大学男子1部バレーボールリーグ 対専修大 5月21日

 

結果

●青学大0-3専修大○

第1セット 16-25

第2セット 16-25

第3セット 20-25

 

 

メンバー

1, 山本光太

2, 山田亜藍

3, 今橋祐希

4, 渡邉優人

5, 黒須謙太

6, 森口永大

7, 青山時久

8, 間瀬雄斗

9, 中峯夕貴

11, 今野大成

12, 高宮エヴァン

15, 寄本翔生


春になり、新しい1年生を迎えて初の今春季リーグ。しかし、未だ勝利を挙げられて

いない青学大。5月21日時点で、2勝5敗の専修大との試合に臨んだ。

 

1セット目。

試合序盤はどちらも譲らぬ攻防で、お互い点数を重ねていく。しかし、先に一歩前に

出たのは専修大であった。なんとか得点を重ね、ついていく青学大。だが青学大のミ

スも重なり、専修大が調子を上げ、1セット目を奪われる。

1点1点思いっきり喜ぶ青学大

続く2セット目。

1セット目から気持ちを切り替えて試合序盤から飛ばしていく。セッターの今橋祐希

(営4)の多彩なトスか繰り出されるコンビバレーで点数を上げ、専修大に5点差をつ

ける。しかし、専修大もやられているだけではない。専修大は4連続得点で青学大に

2点差まで迫る。青学大は相手のスパイクをブロックにかけて相手のミスを誘う。専

修大のスパイクミスで何とかリードを保つ。青学大が16点を取り、迎えた中盤。専修

大が14点目をとったところで、立場が逆転してしまう。ここから青学大のスパイカー

陣が専修大のブロックにかかり始めた。なかなか点数を決めることができない。そこ

から青学大は1点も取り返すことができず、このセットも落とした。

コンビバレーを繰り広げるセッター今橋

セッター今橋と青山(教2)のコンビ

相手のスパイクを阻む青山、今野

専修大のブロックに阻まれる山田

後がない第3セット。

またもや青学大は、2セット目の終盤とは打って変わり好スタートを切る。試合序盤、

今野大成(国3)のスパイクが決まり始め、青学大は5連続得点をする。今野につられ

るように、試合中盤で、今度は山田亜藍(済4)のスパイクが光った。山田は、後衛に

下がってもバックアタックでチームを引っ張り、専修大にリードを許さなかった。し

かし、簡単には勝たせてもらえない。専修大は、波に乗ってきた青学大にすばやく対

応した。ここから専修大の反撃が始まる。連続得点を専修大に与え、青学大は5点差

をつけられてしまう。それでも青学大は2点差まで詰め、粘りを見せる。ここで流れ

を変えるべくピンチサーバーとして起用されたのが黒須謙太(総3)。黒須の思いに応

えるかのように、山田が2本連続でスパイクを決める。しかし最後に逃げ切ったのは

専修大であった。悔しくもセットカウント0-3で専修大に完敗であった。

3枚ブロックに立ち向かう今野

ストレートに打ち抜く山田

チームを盛り上げる黒須

試合後、セッター今橋は今回の試合を振り返った。試合中盤、終盤のゲームの展開の

仕方を課題に上げた。しかしこの試合で得られたのは課題だけではない。負けている

状況でも明るい雰囲気であった青学大。ここに青学大男子バレーボール部らしさが出

ていたと語った。残りの試合、勝敗だけでなく、この青学大らしさが出ることを期待

したい。

(記事=吉沢夏希・写真=川﨑史緒)

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