秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ 対慶応大 10月15日
♦結果♦
- 青学大1-3慶応大○
第1セット 23ー25
第2セット 23ー25
第3セット 25-20
第4セット 20-25
♦メンバー
1, 山本光太
2, 山田亜藍
3, 今橋祐希
4, 渡邉優人
5, 黒須謙太
6, 森口永大
7, 青山時久
8, 間瀬雄斗
9, 中峯夕貴
10, 寄本翔生
11, 今野大成
12, 高宮エヴァン
入れ替え戦が決定した青学大。今回の慶応大との一戦が2部リーグの1位決めの試合となる。
第1セット。
まずは青学大がスタートダッシュを切る。しかし、すぐに慶応大が追いついてくる。ここからはお互い譲らぬ攻防となる。お互いが攻めの姿勢で、取られたら取り返すという繰り返しだ。青学大はサイドのアタッカー中心に得点を重ねていく。しかし、20点台に突入したところで青学大にミスが出始めた。試合終盤で連続失点をしてしまう。そして先にセットを取ったのは慶応大であった。
続く第2セット。
このセットはオポジットの今野大成(国3)がチームを盛り上げる。試合序盤から今野のスパイクで得点を重ねる。さらにセッター今橋祐希(営4)も攻めの姿勢を見せる。試合序盤、ツーアタックで2点も得点をあげる。1セット取られた状態でも、攻めの姿勢を継続する青学大。だが、ただやられるだけでないのが慶応大。青学大のエース山田亜藍(済4)が慶応大のブロックに捕まり始める。ここでもチームを助けたのが今野のスパイクだ。山田の分も今野が決める。第2セットもお互いにリードを許さない展開が続く。試合終盤、スパートかけたのは慶応大の方であった。青学大も最後まで粘りを見せるが、このセットも落としてしまい、慶応大に2セットを連取されてしまう。
後がない第3セット。
スタートから積極的にセンター線を使って攻撃する青学大。青山時久(教2)がコンビスパイクで点数を取っていく。さらに青山はサーブでも相手を圧倒する。センターからのスパイクが増えたからか、サイドからのスパイクも再び決まり始める。エース山田もスパイクに動きを作り、様々なパターンで攻撃して相手のブロックに対応していく。このセット、流れは青学大に来た。青学大が一歩リードした状態で試合終盤まで運ぶ。しかし、18対11。青学大が18点目を決めたところで今野が足をつってしまうというハプニングが起きる。今野の代わりに入った高宮エヴァン(英1)は持ち前の明るさでチームを盛り上げるだけでなく、スパイクでもチームに貢献し、そのまま第3セットを青学大が制す。
第4セット。
未だセットを落としたら敗北という状況の青学大。何としてでもこのセットを取りたいところである。しかし試合序盤から相手のサウスポー、松本喜輝を抑えることが出来ず、流れを持っていかれてしまう。それでも必死についていく青学大。このセットはエース山田にトスが集まる。山田は前衛にいる時だけでなく、バックからも得点を稼いでいく。しかし試合終盤、慶応大に連続得点を許し、セットを取られ、青学大は慶応大に勝利することが出来なかった。
試合後、山本光太(総4)主将と山田は慶応大との試合をこう振り返る。自分たちのミスが負けにつながった。特にセット終盤でのミスで、セットを取り切れなかったと語る。しかし良かった点として、途中交代で入った高宮を上げた。急遽入った高宮であったが、そこで崩れることなく踏ん張ったと。これこそ青学大男子バレーボール部のチーム力ではないかと思う。そんな青学大のチーム力で、10月29日に行われる入れ替え戦に勝利し、再び1部に昇格することを期待したい。
(写真・記事=吉沢夏希)
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