【サッカー】前半2発に泣き、手痛い黒星

サッカー
円陣を組む青学大イレブン

JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦 対専大 第6節 5月3日 於・青山学院大学緑ヶ丘グラウンド

◆結果◆
青学大0ー2専大

◆スターティングメンバー◆
1 沼田晃季 青森山田
15 齋藤駿 前橋育英
4 武田倭門 前橋育英
13 和田晃生 清水エスパルスユース
2 井上駿矢真 前橋育英
3 玉井駿作 日本文理 →16 髙橋絢斗 日大藤沢
8 金子星太 清水エスパルスユース →18 東舘大翔 堀越
10 高橋悠 浦和レッズユース →14 大里直也 浦和南
11 森夲空斗 サンフレッチェ広島FCユース
22 斉藤勇真 横浜F・マリノスユース →9 梅澤大輝 大宮アルディージャU18
19 瀧口智貴 名古屋 →28 田口裕真 岡山学芸館


第5節終了時点でリーグ戦2勝1敗2分で6位につけている青学大。第6節で迎え打つのは専大。キャプテンの金子星太(総4)を中心に攻撃を展開していくも、前半の序盤のオウンゴールとPKでリードを広げられ、後半に巻き返しを図るも1点が遠く手痛い黒星を喫した。

青学大のフォーメーションは3ー4ー2ー1。対する専大は4ー2ー3ー1というフォーメーションを組み迎えた前半。前半4分、左ウイングバックの高橋悠(社4)が切れ味鋭いドリブルからカットインし、シュートを放つも惜しくもキーパー正面となる。

何度もチャンスを演出した高橋

前半6分、コーナーキックをペナルティエリア中央に放り込まれオウンゴールを誘発される。開始早々ビハインドを背負う形となった青学大だが、その後は1トップ瀧口智貴(済3)にボールが収まり、そこからシャドーとボランチが左右にボールを散らし攻撃を展開する。
前半12分、左サイドから高橋のアーリークロスに森夲空斗(コ4)がヘディングで上手く合わせるも惜しくも枠を外れる。
前半18分、相手の高速クロスからヘディングで合わせられるも沼田晃季(マ4)が好セーブでゴールを割らせない。

好セーブを連発した沼田

青学大がボールを握る展開が続くが、前半21分、ペナルティエリア内でハンドの判定を取られPKを取られる。これを左隅に決められ2点差となり序盤から苦しい展開となる。
追いかける青学大は前半24分、またも高橋が左サイドを押し込み、角度のないところから素晴らしいシュートを放つも相手GKの好セーブに阻まれる。その後は両者決め手に欠き、前半終了の笛が鳴る。

主将としてチームを支えた金子

攻勢をかけビハインドを跳ね除けたい青学大は後半9分、右サイドから高精度クロスに合わせるも惜しくもボールはバーの上に飛んでしまう。
後半11分、裏に抜け出したのは代わって入った梅澤大輝(営4)。キーパーと1対1の場面で意表を突くループを放つ。しかし、これを惜しくも外れてしまう。
その後はオープンなゲーム展開となり、膠着した状況が続く。
ビハインドのまま迎えた後半43分、ペナルティエリアの近くでファウルを貰い、絶好の位置でフリーキックを獲得する。キッカーは交代で投入されたレフティーの東舘大翔(コ3)。壁を超えるドライブ回転のかかった鋭いキックを蹴り込むも惜しくも枠を外れる。

フリーキックを蹴り込む東舘

後半45分+1分、相手に押し込まれ、コーナーキックにドンピシャで合わせられるも、沼田が左手一本でセーブ。追加点を与えない。なんとか一矢報いたい青学大は攻勢をかけるもスコアボードに1点を刻むことは出来ず、敗戦となった。

これで順位を一つ落とし7位となった青学大は中2日で次戦を迎える。相手は東経大。昨年は1勝1敗とイーブンで対戦を終えている相手に勝利し、勝ち星を先行させることができるか。次戦は5月6日、青山学院大学緑ヶ丘グラウンドで14時キックオフとなる。

(記事=久保颯一朗、写真=関健太朗・久保颯一朗)

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