【陸上競技】全日本インカレ開幕 黒田が日本人トップの快走!

陸上競技
日本人トップでフィニッシュした黒田

天皇賜盃第94 回日本学生陸上競技対校選手権大会 6月5日 於・JFE晴れの国スタジアム

天皇賜盃第94回日本学生陸上競技対校選手権大会が岡山県岡山市北区に位置するJFE晴れの国スタジアムで6月5日〜8日の4日間にわたって行われる。ちなみにこのスタジアムはサッカーのプロリーグであるJリーグのJ1に所属するファジアーノ岡山の本拠地でもある。

1日目は青学大から女子100m、女子400m、女子4×100m、男子10000mに参加した。

【結果】

女子100m
2組2着 倉橋美穂(社4) 11.80
5組1着 佐藤葵唯(教3)  11.803
7組3着 杉本心結(教1) 11.82

女子100mは関東インカレで「ワン・ツー・スリーフィニッシュ」を果たし、表彰台を独占した青学大の杉本心結(教1)、佐藤葵唯(教3)、倉橋美穂(社4)。同3名が今大会出場した。全員が準決勝に進出する素晴らしいレースだった。前回大会では佐藤は6位入賞。倉橋は準決勝敗退だった。昨年の悔しさを晴らし、全日本インカレでも表彰台を独占することができるのか。準決勝は6月6日12時5分、決勝は16時25分スタート!

女子400m
4組5着 菊地妃華(コ1) 55.41
5組5着 二宮綾音(コ4) 55.94
6組1着 瀬田陽菜(コ2) 54.33


女子400mは菊地と瀬田が準決勝に駒を進めた。菊池は序盤は下位層に位置していたが、応援団の声援を力に変え上位との差を詰めていき、タイム順で準決勝に進んだ。瀬田は200m時点で独走状態に突入し、そのままトップを譲ることなく1着でフィニッシュ。着順で準決勝進出を果たした。二宮は惜しくも準決勝進出とはならなかったが、最後まで先頭集団に食らいつく姿勢を見せた。準決勝は6月6日11時25分、決勝は15時55分スタート!

女子4×100mR 予選
4組 1着 44.39 学生新記録
1走 成田朱里(社2)
2走 杉本心結
3走 倉橋美穂
4走 佐藤葵唯

女子4×100mRは関東インカレ優勝メンバーが名を連ねた。1走の成田が良いスタートダッシュを決め、バトンを繋ぐ。2走以降は関東インカレ表彰台独占トリオの登場。杉本、倉橋、佐藤と繋ぎ、圧巻の走りで他大学を寄せ付けず、突き放してフィニッシュ。学生新記録を叩き出し見事決勝進出を果たした。この種目では他にも2つの大学が学生新記録を更新する記録づくめとなった種目だった。前回大会は惜しくも準優勝に終わった。リベンジを果たし、栄冠を掴み取れるのか。運命の決勝は6月6日18時35分スタート!

男子10000m 決勝
3着 黒田朝日(地4) 28.09.81
4着 安島莉玖(社2) 28.35.06
8着 遠藤大成(コ2) 29.13.59

男子10000mでは主将の黒田、関東インカレ2部10000mで日本人トップフィニッシュを果たした安島、成長著しい遠藤が出場した。序盤から黒田が外国人留学生を差し置き、先頭でレースを進める。これに2年生コンビは離されずに付いていく展開となる。中盤以降は黒田と留学生3人が先頭集団を形成。そこに安島が必死に食らいつき、遠藤は第2集団を先導する形となった。最後の1周は先頭3人のスパート合戦となり、黒田は3位でフィニッシュ。安島は4位。遠藤は8位に入り、全員が入賞を果たした。

(記事=久保颯一朗、写真=川端璃子・関健太朗・久保颯一朗)

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