【男子バスケットボール】リード守れず早大に惜敗

男子バスケットボール

第101回関東大学バスケットボールリーグ戦  対早大  10月19日於専修大学生田キャンパス

 

◆結果◆

青学大●92-94○早大

1Q  29-26

2Q  26-20

3Q  19-27

4Q  18-21

 

◆スターティングメンバー◆

#3  新井翔太

#12  広瀬洸生

#17  北條彪之介

#23  加藤大智

#35  オドゲレル・トルガ

 

オータムリーグ第18節の相手はスプリングトーナメントから勝ち星をあげられていない早大。青学大は3ポイントシュートを高確率で決め3ポイントシュートが武器の早大を苦しめ前半を9点リードで終えるも最終第4Qに早大の勢いに押され逆転を許す。その後離されることなく最後まで互いにシュートを決め合うが92-94で競り負けた。

 

第1Qは早大ボールからスタートするが早大が外したシュートのリバウンドを#17北條(コ2)が取り、#23加藤(コ4)のゴール下からのシュートで青学大が先制。その後もインサイドを中心に攻める青学大だったが早大も得意の3ポイントシュートを確実に決め一進一退の攻防へ。最後まで点差がつかない中、#35オドゲレル(数4)がブザービートで3ポイントシュートを沈め29-26の3点リードで第2Qへ。

序盤から連続で得点を決めチームを盛り上げた#23加藤

 

第2Qは青学大ボールからスタート。開始1分、リーグ戦後半で調子を取り戻した#77芦田(国経3)の3ポイントシュートで先制。しかしすかさず早大に決め返され流れを掴みきれない。開始4分30秒、今試合好調の#9上野山(法3)と#12広瀬(総3)が3ポイントシュートを沈め早大が堪らずタイムアウトを取る。タイムアウト明け残り3分、#3新井(総4)、#15能代(コ3)が続けて得点を奪い、その後も#12広瀬が技ありのレイアップシュートを見せるが痛恨の連続ファールを取られてしまい、チームファールが溜まった青学大はフリースローで点差を詰められてしまう。残り4.5秒の前半ラストポゼッションで早大に得点を許し、55-46の9点リードで前半を終える。

キャプテンとしてチーム内の統率をとった#35オドゲレル

 

第3Qは早大ボールからスタート。先制を早大に奪われ連続で得点を決められる。何とか点差を保ちたい青学大だが前半同様にファールが重なる展開が続く。開始2分30秒には#3新井、4分には#21ウォーレン(国経4)がシュートを決めるも巧みな早大の連携に対応することができず第3Q開始4分30秒に逆転を許す。攻守ともにリバウンドやこぼれたボールを取り切れない時間帯が長く続く青学大。残り4分30秒、#9上野山が連続で得点を重ねると残り3分には#12広瀬がバスケットカウントを奪い早大に食らいつく。果敢に攻撃を続けた#9上野山が決死のブザービーターを沈め74-73の1点リードで最終第4Qへ。

今試合5本中4本の3ポイントシュートを決めた#9上野山

 

第4Qは青学大ボールからスタート。#23加藤のオフェンスリバウンドからのシュートで青学大が先制。その後早大に連続で得点を決められリードを許すも開始4分、#3新井のゴール下のフェイクシュートで青学大が再び逆転。続いて#86中武(総1)から#17北條へのアシストパスでさらに追加で得点するが試合時間残り4分、早大の3ポイントシュートで再び逆転される。互いにシュートを決め合い最後までゴールに向かうが92-94で早大に競り負けた。

落ち着いてディフェンスの動きを見てシュートを決める#新井

 

試合後、#9上野山は「今日はシュートのあたりが良く個人として楽しくプレー出来ていたがパスミスなどが目立ったので反省しないといけない点も多かった」と個人のプレーを振り返った。一方でチームとして「前半の終わり方が悪く、その流れを後半に引き継いでしまった点が良くなかった」と敗因を述べた。最後に、残りの試合に向け「残りの試合の結果次第で今後の自分たちが置かれる状況が大きく変わってくるが他力本願になるのではなく、自分たちで勝ちにいき、さらに上の順位を狙いたい」と意気込みを語った。

 

試合開始からチームで鼓舞し合い流れに乗り現在リーグ首位の早大を苦しめた青学大。前半をリードで終えるも後半は随所で早大に流れを持っていかれ勝ち切ることが出来なかった。オータムリーグも残り僅かだが最後まで青学大らしいバスケで試合に臨んでほしい。

 

(記事・写真=二瓶優輝、遠藤千果)

コメント

タイトルとURLをコピーしました