【男子バスケットボール】大東大に競り勝ちベスト8進出

男子バスケットボール

第74回関東大学バスケットボール選手権大会 対大東大 5月1日於駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

◆結果◆

青学大〇82-78●大東大

1Q 21-20

2Q 23-15

3Q 19-26

4Q 19-17

 

◆スターティングメンバー◆

#3 新井翔太

#21 ウォーレン航喜

#25 星賀舞也

#12 広瀬洸生

#77 芦田真人

 

スプリングトーナメントの目標である”ベスト8”へ。相手は青学大と同じ関東1部に所属する大東大。前半から激しい攻防戦が繰り広げられるが青学大が3ポイントシュートを高確率で決め優位に立つ。残り1分を切ってもどちらが勝つか分からない戦いとなったが意地で逃げ切りベスト8を掴み取った。

 

第1Qは大東大ボールからスタートするが得意のディフェンスで大東大のトラベリングを誘発し青学大ボールに。#77芦田(国経3)が3ポイントシュートで先制点を決めると#25星賀(社4)や#15能代(コ3)も3ポイントシュートを決め畳み掛ける。大東大もアウトサイドやインサイドを上手く利用したプレーで一歩も譲らず一進一退の攻防が続く。残り3分30秒のタイムアウト明け#12広瀬(総3)、#3新井(総4)のシュートや#23加藤(コ4)のリバウンドで大東大を猛追する。#35オドゲレル(数4)が気迫のこもったドライブで逆転し21-20の1点リードで第2Qへ。

得意の3ポイントシュートでを放つ#25星賀

 

第2Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレルがドライブシュートで先制。#25星賀が得意のコーナーからの3ポイントシュートを決めると、青学大は3ポイントシュートの波に乗り次々に沈める。開始6分のタイムアウト明け、外から中へ動きをつけたプレーで大東大を翻弄し点差をつけようと試みるが大東大の留学生の高さに阻まれる。それでも#15能代が走り、ブザービートを決め44-35の9点リードで前半を終える。

安定したシュートでチームを勝利に導いた#77芦田

第3Qは大東大ボールからスタートするが一丸となって守り切り、#77芦田のシュートで青学大が先制。再びシュートの打ち合いが繰り広げられるが、開始5分、大東大の連続得点で逆転を許す。それでも体を張りディフェンスリバウンドを取りに行き、得点に繋げ苦しい時間を繋ぎきる。#35オドゲレル、#17北條(コ2)の連続3ポイントシュートで再び逆転し63-61の2点リードで最終第4Qへ。

どんな時も冷静に声を掛けていた#3新井

 

第4Qは青学大ボールからスタート。開始2分、両者一歩も譲らないディフェンスで得点が入らない。その状況を#9上野山(法3)がフリースローで打破する。しかし開始6分30秒、大東大の3ポイントシュートで再び追いつかれる。その後互いにシュートを決め合い点差が動かない。同点で迎えた残り1分。#35オドゲレルがキャプテンの意地を見せつけゴール下のシュートを決める。このシュートが決定打となり、82-78で大東大を破り見事ベスト8入りを果たした。

決定打を決める#35オドゲレル

 

試合後、#35オドゲレルと#77芦田は「後半の勝負所で粘りきれたことが勝因だった」と話した。また#77芦田は自身の3ポイントシュートについて「自分の得意分野だし、今日は最初から入ったので良いリズムを作れた」と振り返った。一方で今日出た課題に対し「1度起きたミスを連続させないように、コート内でコミュニケーションを取り合い、短時間で修正できるようにしていきたい」と語った。明日以降の試合に向けて#35オドゲレルは「明日は留学生がいないので今日とは違った戦いになると思うがさらに上をっ目指して頑張りたい」と前を見据えた。

 

ベスト8がかかった重要な一戦。終始シュートの打ち合いとなり勝敗の行方が最後まで分からない展開となった。第3Q中盤、大東大に連続得点を許し同点に追いつかれるが流れを渡し切らず持ちこたえ、大接戦の末勝利を収めた。この勢いを明日以降の試合でも期待したい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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