第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対日大 10月18日於筑波大学
◆結果◆
青学大●54-78○日大
1Q 15-21
2Q 13-17
3Q 19-25
4Q 7-15
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
オータムリーグ第17節の相手は日大。果敢に攻撃を仕掛ける青学大だったが外からも中からも攻めてくる日大の猛攻を防ぐことができず第1Qから徐々に点差を広げられ54-78で敗れた。
第1Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレル(数4)のアシストパスを受けた#12広瀬(総3)のシュートで青学大が先制。その後も#3新井(総4)や#23加藤(コ4)のシュートで得点を重ねるが日大も高確率で3ポイントシュートを決め両者譲らぬ展開へ。前半は青学大ペースで試合を進めるが第1Q中盤に日大がペースを掴み始めリードを奪われる。それでも第1Q残り1分のタイムアウト明け、#15能代(コ3)がポストプレーで得点に繋げ15-21の6点ビハインドで第2Qへ。

身長を活かしたプレーでゴール下を中心に活躍した#23加藤
第2Qは日大ボールからスタート。日大に連続で得点を奪われるが#12広瀬が得意のドライブと3ポイントシュートを沈め点差を広げさせない。しかし、第2Q中盤のタイムアウト明け、再び日大に連続得点を許し徐々に日大の背中が遠のく。それでも#77芦田(国経3)や#3新井が3ポイントシュートで得点を紡ぎ28-38の10点ビハインドで前半を終える。

第2Q始めに連続で得点を決めた#12広瀬
第3Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレルのジャンプシュートで青学大が先制するが開始3分、日大に連続で速攻を決められ点差が開く。第3Q中盤のタイムアウト明け、#35オドゲレルや#3新井が次々にシュートを決めるが後半に青学大の得点が止まり日大との差が更に開き始め47-63の16点ビハインドで最終第4Qへ。

精巧な攻撃でチームハイの16得点を記録した#3新井
第4Qは日大ボールからスタート。日大がフリースローで先制。少しでも点差を縮めたい青学大だったが中々シュートを決めることができない状態が続く。開始2分30秒、#86中武(総1)のフリースローで漸く得点が決まるがその後勢いに乗ることができず日大との点差が広がっていく。最後までゴールにアタックするも開いた点差を覆すことが出来ず54-78で敗戦を喫した。

積極的な攻撃でチームを鼓舞した#35オドゲレル
試合後、#3新井は「チームとして日大のオフェンスに終始圧倒され、そこに対して自分たちがアジャストすることができなかった」と試合を振り返ったうえで、個人としても「後半はシュートに絡むことができたが前半はあまり積極的なプレーができなかった」と反省点をあげた。明日の早大戦に向け「相手は3ポイントシュートを高確率で決めてくると思うが、自分たちは自分たちのやるべきことをやって勝ちにいきたい」と意気込んだ。
第1Qは良いスタートを切った青学大だったが日大に流れを奪われてから巻き返すことができず苦い敗戦となった。早くも残り5試合となったオータムリーグ。目標とする”6位以上”のためにも残りの試合は落とせないと言っても過言では無い。チームで一致団結し残りの試合も走りきってほしい。
(記事・写真=二瓶優輝)
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