第99回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対順天堂大 10月7日於・駒澤大学玉川キャンパス
◆結果◆
青学大〇99-77●順天堂大
1Q 21-20
2Q 22-17
3Q 28-15
4Q 28-25
◆スターティングメンバー◆
#10 槇野伶
#1 細川翔平
#2 漆山蓮
#7 進翔太
#12 広瀬洸生
オータムリーグの二巡目の試合が引き続き行われている。今回青学大は前戦で敗れた順天堂大を相手にリベンジに挑んだ。第1Qは1点差リードの接戦で終わるも、その後着実に点差を広げ20点差以上の大差をつけ勝利した。
第1Q開始直後、#1細川が3Pを決め青学大が先制点を獲得した。その後リードを広げたい青学大だったが、順天堂大も食らいつき試合は接戦となった。そして21-20の1点リードで第2Qへ。
第2Q、青学大は順調に点数を重ねるだけでなくディフェンスでも相手を苦しめた。「相手の攻撃の要となる選手を徹底して守るという認識をチームで共有した」と#1細川が言うように相手の望むオフェンスをさせず、点差をさらに広げ43-37の6点リードで前半を終えた。
第3Qも青学大の攻撃は止まらない。第2Qの途中に相手との接触で一時戦線離脱した#1細川が後半からコートに戻り次々にシュートを決める。また、外からのシュートが外れても#7進が自身の高さと体の強さを活かしたリバウンドからのシュートを決め順天堂大との差をさらに広げる。そして71-52の19点リードで最終クォーターへ。
第4Qも攻撃の手を緩めない。しかし順天堂大も粘り一時は点差を縮められ流れを掴まれそうになった。それでもコート内、ベンチから声を掛け合いリードを保った。その後も着実に点数を積み重ね99-77で勝利し、試合を終えた。
9月16日に行われた順天堂大との一巡目の試合では敗戦を喫したが今回の試合ではディフェンスを中心に前回の反省点を改善しリベンジを果たした。選手たちは「良い流れの中自分たちのプレーをできた」と手応えを感じる一方「点差をつけたい場面で離しきれなかった(#7進)」「流れが悪い時の立て直しに時間がかかった(#2漆山)」など改善の余地がある試合となった。今回の試合、青学大の3Pの成功率は44%、2Pの成功率は61%と高いシュート率を記録し、ディフェンスも徹底したマークにより順天堂大を苦しめた。今回挙がった課題を改善し、更なる進化を遂げる青学大が楽しみだ。
(記事・写真=二瓶優輝)
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