東都大学野球 春季1部リーグ 対立正大 第2回戦 4月9日 於・明治神宮野球場
◆結果◆
青学大 011000200|4
立正大 000000100|1
◆出場選手◆
1 右 井上大成 日大三
2 左 中島大輔 龍谷大平安
3 遊 泉口友汰 大阪桐蔭
4 一 片山昂星 東海大菅生
5 三 佐々木泰 県岐阜商業
6 ニ 山田拓也 東海大相模
7 捕 山中稜真 木更津総合
8 指 田野孔誠 聖光学院→打 小鷹葵 中越
9 中 永山裕真 報徳学園
P 仲澤龍良 成田 →新倉寛之 東海大菅生→森圭名 富山第一
4月5日の立正大との1戦目は1年生の佐々木のホームランで白星を飾った。2戦目も序盤から佐々木の一発から始まると、中盤以降も着実に得点を重ね4-1でリーグ3勝目を掴みとった。
この日も安定感を見せて青学大の投手陣。このリーグで2戦目の先発マウンドに上がった仲澤。序盤は丁寧な投球で相手打者を打ちとる。立ち上がりは先頭打者にヒットを許すも、後続をしっかりと抑え安定した投球を見せた。仲澤は4回まで投げて被安打1、球数66球でリリーフ陣にマウンドを託す。
打線は2回、1死ランナー無しから前試合の決勝ホームランを放った5番佐々木が、2本目となるホームランを打ち1点を先制。佐々木は「打ったのは高めのスライダー、たまたま自分の得意なコースに来たので振り抜いてしっかりとホームランにできた」と試合後に話した。
3回の攻撃では、8番田野がライト前ヒットで出塁すると、送りバント、ワイルドピッチで1死3塁のチャンスから2番中島がセンターへの犠牲フライを放ち1点を追加し、点差を広げる。
5回からは1年生の新倉がマウンドに上がった。先頭打者に四球をゆるしながらも、冷静に後続の打者を打ちとり、無失点で切り抜けた。そして6回途中からは森圭名が登板。7回に1点を失うなど制球に苦しみながらも最終回まで投げ抜き、勝利投手を手にした。
7回の攻撃では先頭の4番片山が今リーグ1本目のソロホームランを放ち1点を追加する。1年時から主砲として活躍している片山は、後を打つ5番佐々木の活躍に「頼もしい」と話しながらも、「自分も負けていられない」と4番が仕事を果たした。この回は6番山田、7番山中も連続で二塁打を放ち合計2得点と更に試合を優位に運んだ。
そして最後は森がしっかりと抑え、チームとしては今リーグ3勝目を飾った。この2本のホームランが飛び出し投打が噛み合った。次戦は現在4連勝中の中大。1部リーグでの優勝争いに向けて重要となる試合だ。安藤寧則監督は「1戦1戦しっかり戦っていく中で、底上げをしチーム力を上げていきたい」と気を引き締めた。(記事・写真=石岡亮・渋谷聡志)
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