今年度大学三冠を成し遂げた青学大。その中心にいた4年生は、2連覇を成し遂げた明治神宮野球大会をもって硬式野球部を引退しました。青山スポーツでは4年生12名にインタビューを行い、青学大硬式野球部で過ごした4年間を振り返っていただきました。最上級生としてチームを牽引してきた4年生の皆さんの熱い言葉を全11回に渡ってお届けします。第8回の主人公はチームを裏から献身的に支えたマネージャーの馬渕夢奈(社4=常葉大菊川)さんと山口希歩(コ4=野沢北)さんです。
♦馬渕夢奈(社4)

マネージャーを務める馬渕(左)
ー4年間を振り返ってどんな4年間であったか、また最も印象に残っていることを教えてください
大変なこともありましたが、大変っていうよりは楽しいの方が大きい4年間だったと思います。
最も印象に残っているのは、やはり最後、神宮大会の優勝は春季全日本で優勝を逃していたこともあったし、その一昨年から2年連続で日本一になっていたというのもあって、自分の代で日本一になれないのが悔しいという気持ちはあったので、その春負けた時に立ち直って、日本一になれたことです。
ー4年間の中で一番印象に残ってる試合はいつでしたか
1年秋の最後の国学大戦だったと思うのですが、勝ったら優勝っていうところで選手がエラーして優勝を逃してしまった試合があり、その試合が一番印象に残っています。2部から上がってきて、まだ 1回も優勝してない年代だったので、もちろんマネージャーより選手たちの方が勝ちたいとか優勝したいという気持ちあったと思いますが、高校からマネージャーやっていて、自分は1年生ながらも優勝できたらいいなという思いはあったので、そこで優勝を逃した試合が印象的でした。
ー同期の選手やマネージャーの方の印象について教えてください
基本的に私たちの学年は自由人の人が多くて仲が悪いというわけではなくて、自分の芯をすごく強く持ってる人たちが多かった印象があります。学年会したりする時は女子マネージャーにも一緒にやろうっていう風に声かけてくれて、すごく優しかったです。また、リーグ戦でも、わざわざ勝ったよって報告してくれる選手も多くいました。4年間野球部で過ごすにおいて、すごい大切な存在だったと思います。
ー今だから言えるぶっちゃけエピソードはありますか
春のキャンプで後輩マネージャーと意見の食い違いがあり、自分が足りてない部分もいっぱいあったからこそ起きてしまったのですが、自分から後輩に対して言わなきゃいけないことが沢山ありました。その際マネージャーをやめようかなと思った時に他のマネージャーが引き止めてくれたり、選手が話聞いてくれたりとかしてくれたおかげで続けられました。今はその子ともとても仲いいですし、いろいろ頼ってくれたし、私も沢山頼りすぎてしまったという部分があるくらい円満に終わることができました。このことを通して、自分も成長できたし、周りに対していい影響を与えられたら良いなと思っています。
ー馬渕さんにとっての青学野球部とは
こんなことを言ってもいいのかわからないですが、本当に大学生活そのものです。勉強も頑張りましたが、やはりそれよりも野球部で過ごした時間の方が4年間通して長かったし、授業の思い出よりも野球部で作った思い出の方が多かったです。
ー最後に後輩選手・マネージャーの方へのメッセージを聞かせください
選手たちには私が言える立場じゃないかもしれませんが、今までのリーグ戦6連覇っていうのがあるので、去年から言ってるように8連覇・10連覇っていうのを目標に青学の黄金時代を作っていってほしいなっていう風に思っています。マネージャーたちに向けては、関わってきた時間が一番長いので、特に最上級生になった今の3年生に対しては、今までと変わることなく、いいところは変えずに悪いところはどんどん改善していってほしいなと思いますし、 3年生以下は、その4年生の姿を見て、自分たちが最上級生になった時に変えていけることとか、引き継いでいけることをしっかり学んでいってもらいたいなと思います。
♦山口希歩(コ4)

マネージャーを務めた山口
ー4年間を振り返ってどんな4年間であったか教えてください
私は今までその小学校の頃から野球を見ることが好きで、高校からマネージャーを始めて、大学でもマネージャーをやるかを迷った時に、高校の時にマネージャーという形で、自分が直接関わることができたことがすごく嬉しかったので、大学でも直接野球を見るだけではなく同じくマネージャーとして野球部に所属しできて、すごく良かったと思っています。私が2年生の時の初めての優勝から4年の最後までの6連覇の間、マネージャーとして所属し続けられたことが一番の誇りだと思っています。
ー4年間の中で一番印象に残ってる試合はいつでしたか
神宮大会優勝して日本一になった試合はもちろんですが、リーグ戦6連覇が決まった亜細亜大学との3戦目が一番印象に残っています。青学野球部が掲げる「リーグ戦10連覇」に繋がる試合となり、後輩たちに青学としての目標をいい形で託すことができた試合でした。また、春季リーグ戦の日大との試合も印象的で1点ビハインド9回表で大神浩郎(総1=福岡大大濠)のホームランで同点においついて、タイブレークに入った10回、小田康一郎(史4=中京)の3ランホームランで勝利した試合です。フレッシュな1年生の力と4年生の頼もしさで勝てた試合でした。
ー同期の選手やマネージャーの方の印象について教えてください
個性があるなという印象を感じていました。優勝した年から例年ずっと開催されている祝賀会では、応援団が応援することになった時に中田達也(社4=星陵)が率先して応援団に入って、一緒に応援したことがありました。最上級生になったからという理由ではなく、1年生の頃からみんな個性を発揮していたように思います。
ーマネージャーとしての思い出深いエピソードはありますか
私が1年生の終わりぐらいの時に、女子マネージャーのあり方を部活以外の時間にオンラインでミーティングをしたことです。そのとき私は1年生だったので、あんまり意見を強く言うことはなかったのですが、その分先輩方の意見を詳しく聞くことができたので、その後の活動において、自分なりにマネージャーとしての立ち振る舞いやあり方を考え直すきっかけになりました。
ー 山口さんにとっての青学野球部とは
自分の人生の幅を広げてくれたものです。高校の時は強豪校ではない長野県の公立高校のマネージャーとして、部活動としてこなすような感じでしたが、青学に入って、最初のうちは優勝をすることはありませんでしたが、2年生から優勝して全国大会に出て、全国でも優勝するようになって注目される部活に所属したことで、お客さんやスカウトの方などの周りの方からの見られる目をちゃんと気にして行動するようになりました。青学の野球部に入らなければ経験できなかったことを経験できたことで、人として一歩進める環境に身を置き、成長できたと思います。
ー最後に後輩選手・マネージャーの方へのメッセージを聞かせください
10連覇を目標に頑張っていると思うので、今年2026年は 7連覇・8連覇、そして4冠を達成して、さらに次の後輩に10連覇を託す形になればいいなと思っています。応援しています。
(聞き手=志村沙羽、写真=比留間詩桜)



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