【硬式野球】感謝を力に駆け抜けた4年間~4年生インタビュー⑦ 初谷健心〜

硬式野球

今年度大学三冠を成し遂げた青学大。その中心にいた4年生は、2連覇を成し遂げた明治神宮野球大会をもって硬式野球部を引退しました。青山スポーツでは4年生12名にインタビューを行い、青学大硬式野球部で過ごした4年間を振り返っていただきました。最上級生としてチームを牽引してきた4年生の皆さんの熱い言葉を全11回に渡ってお届けします。第7回の主人公は副主将としてチームを引っ張ってきた”完璧な漢”、初谷健心(総4=関東第一)選手です。


4年生にとって最後の大会となった明治神宮野球大会で、準決勝では2ラン本塁打を放ち打率4割超えという大活躍をみせ、勝利に貢献した。そんな初谷の大きな原動力となったのが、『感謝』だった。あまり良い結果を残せなかったときも期待してくれた監督。春にはヘルニアの影響で思うように試合に出られなかったが、そんなリハビリ期間中に初谷を支えてくれたトレーナー。この4年間、多くの人々の支えに救われたという。「だからこそ最後の大会には恩返しをしたいという強い気持ちで臨めた。」と振り返る。

また、「打たなきゃいけないとか勝たなきゃいけないとか色んなプレッシャーがあっだんですけど、最後だから楽しもうみたいな気持ちもあった。」と語る。前年は四冠を達成。その翌年を戦う立場として、「1番上として責任の重さも感じた。1回でも落としたら、前年よりダメだと思われてしまう。」という重圧を感じていた。三冠という輝かしい結果の裏で苦しいことも多かったというこの1年間。それでも慕ってついてきてくれる後輩、個性豊かな同級生に恵まれ、楽しむことができたという。

4年間で印象に残っている試合を尋ねると、3年次の中大戦をあげた。この試合で初谷は高校の先輩である今村拓哉(関東第一)投手から本塁打を放った。「これが大学で1番嬉しかったホームランです。」と話す。

初谷にとって青学大野球部は人間的にも成長させてくれる場所であったという。「技術とかだけじゃなくて社会に出る上での人としての当たり前や素晴らしい人間になるための指導をしてもらった。」と感謝を語る。

3年生から副キャプテンを務めてきた初谷は上級生と下級生の間に立ち、双方を繋ぐ役割を果たしてきた。人数が少ない青学大野球部では、勝つために後輩含めて部員全員が一つになる必要があると考えたためだ。「去年だったら4年生の話を聞いて下の話も聞いてそこで繋ぐというか。4年生の求めてるものを下に伝えたり。」。そしてチームを主体的に作り上げなければならない最上級生となってからは、まず自分が動くことを意識していたという。「自分がやらないと人には言えない。」。そんな考えから誰よりも声を出して背中を見せてきた。また、「普段から自分が逆にいじられにいくというか、そうしたら向こうも乗ってくれるんで。自分が下の時に先輩が優しくしてくれたおかげで、自分から先輩に言えたりもしたのでそれを引き継がないとなってやってました。」と良い雰囲気をつくるための工夫も明かしてくれた。

来年以降の期待する選手に南野倫平(総3=龍谷大平安)と大神浩郎(総1=福岡大大濠)をあげた。2年の時からずっと一緒に自主練をしてきたという南野は今年、スタメンからは外れている。しかし「悔しい気持ちは本人が1番持ってると思うし、上手くなりたいとか思いがすごい強いので南野は絶対成長すると思う。」と太鼓判を押した。大神には「よくバッティングについてとか聞いてくれたりするので。そういう色々聞いてくれる後輩可愛いじゃないですか。元々いい選手だし素直なところもあるんでもっともっと上手くなるかなって。」と期待を込める。

後輩へは「俺の背中見てきたんだからいけるだろ。」と力強いエールを送る。重圧の中、副キャプテンとして中心でチームを作り上げてきた初谷の背中はこれからの青学大野球部の道標となるだろう。

卒業後は社会人野球の道へ進むという初谷。舞台が変わっても、持ち前の明るさを生かしたこれからの活躍に期待がかかる。

(記事=野見山碧、写真=比留間詩桜・山城瑛亮・田原夏野)


◆番外編◆

記事には組み込めなかったエピソードを紹介!

全国大会で3季連続本塁打を放っていますが、全国大会に強い理由は?

打席に立つと手に力が宿るんです。

応援してくださるファンの方にメッセージお願いします

グラウンドいる時も初谷コールめっちゃ聞こえて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そのおかげで頑張れました。来年もお願いします。

4年生について教えてください

工藤草太(社4=山形南)は泣き虫です。優しいけど、ちょっと優しすぎる。中田達也(社4=星稜)は頑張って普段から盛り上がろうとして陽キャに見えるけど裏ではインキャです(笑)。1番一緒に盛り上がった仲間です。渡辺光羽(営4=金沢学院大付)は綺麗好き。ヴァデルナフェルガス(国経4=日本航空)はめっちゃマイクラしてる。最近してるかわかんないけど。小田康一郎(史4=中京)はナルシスト。かっこつけたりします(笑)。中西聖輝(コ4=智辯和歌山)は野球の時と普段の時のギャップがすごい。普段おちゃらけてるけどスイッチ入ったらすごい。藤原夏暉(法4=大阪桐蔭)は泣き虫です。思いが1番強いんじゃないですか。責任感が強いと思います。ただ一生寝てます。外にいる時は野球して部屋にいる時は寝てる。田中幹大(国政4=武田)はいい意味で短気。ガチギレとかじゃなくて拗ねるみたいな。いじったりすると可愛いんで。本人もほんとはそれが嬉しいんだと思います。だからツンデレです。松本龍哉(コ4=盛岡大付)は見ての通りめちゃくちゃ静か。でも結構ズバズバ言える。毒舌は違うか(笑)。それが面白いですね。

初谷選手はどんな人ですか

自分は漢らしいんじゃないですか、学年で1番。優しい。仲間思い。明るい。声がよく通る。まあ完璧な漢ですね。さんずいのほうの『漢』です(笑)。

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