【特集】応援団主催!神宮ツアー開催!

応援団
ようやく応援団の声を出しての応援が復活した<写真提供=青山学院大学応援団>

明日4月21日(水)と5月6日(木)、7日(金)に応援団主催で『神宮野球応援ツアー』が開催される。

このツアーは青山学院大学応援団の3人が「青山キャンパスがこれだけ神宮球場に近いのに、青学生が試合を見に来ないのは勿体ない!」といった考えから実施される企画だ。実際、青山キャンパスから神宮球場までが徒歩15分ほど。十分に歩いて行ける距離だ。

青学大の硬式野球部は東都1部リーグでの13回の優勝。4度の日本一を経験している大学野球の名門だ。近年は東都2部リーグに所属していたため神宮球場での試合は叶わなかった。しかし、昨秋の2部のリーグ戦で見事優勝を果たし、今春から再び神宮球場でプレーすることができるようになった。

この『神宮ツアー』を企画した応援団は2部リーグの試合に必ず駆けつけた。昨秋のリーグ戦では声を出した応援ができない影響でもどかしい時間を過ごした。

昨秋のリーグ戦は試合を静かに見守るだけ。熱視線応援が続いた

シーズン後半は太鼓を使うことができるようになったが、声出しは禁止されたままだった

3年団員・我妻実玲(国経3)は「今まで応援できていたことが嬉しいことだったんんだということをこの時に気付かされた」と話す。元々青学高等部時代にチアリーディングに所属していた我妻は野球応援が一番好きだった。だからこそ、「この(応援できなかった)1年を取り戻すような応援をしたいと強く意気込んでいた。

宮脇雄大(日4)団長は「硬式野球部が2部優勝した時は本当に嬉しかった。神宮で応援できる実感がなかなか湧かなかった」と野球部の1部昇格を心から喜んでいた。夏井星哉(英4)副団長は「1部リーグではより多くの人に野球を見てもらえると思う。だからこそ、全力で応援していきたい」と話す。彼らは現在3人で活動しているが一人一人が強い思いを抱きながらこの春の神宮での応援を行っている。

神宮球場での応援。気合の入った応援に注目だ。<写真提供=青山学院大学応援団>

東都大学野球を見る魅力は主に2つ。毎年各チームにドラフト候補選手を揃える東都リーグは『戦国東都』と呼ばれ、実力が拮抗しており常に白熱した試合が続く。毎試合が重要となるため接戦になることが多い。野球好きにとってはこれほど面白いリーグはないだろう。

写真は1年生ながらすでに3本のホームランを放っている佐々木泰(コ1)

そして、野球を知らない人でも楽しめるのが「応援を見ること」だ。青山学院大学は「応援団」「吹奏楽バトントワリング部」「チアリーディング部」がスタンドから応援を繰り広げる。
青学生なら一度は耳にしたことがあろう「カレッジソング」。そして応援歌「白亜の城」「見よ東の」などの応援歌。ランナーが出るとサザンオールスターズの「勝手にシンドバット」、桑田佳祐氏の「波乗りジョニー」を始めとしたチャンスパターンメドレーで選手を応援する。野球をあまり知らない人にとっては、応援を見ることもこのツアーの楽しさである。

3つの団体が心を合わせスタンドから応援する<写真提供=青山学院大学応援団>

新入生、新2年生の皆さん、是非この神宮ツアーに参加してはいかがだろうか。きっと予想以上に楽しい経験ができるはずだ。尚、応援ハリセンのプレゼントや、抽選でのサインボールプレゼントなど興味深い企画が様々だ。
青学生なら学生証提示でいつでも無料で観戦可能。神宮ツアー実施日以外でもぜひ神宮球場へ足を運んでみては。

◆神宮野球応援ツアー開催日程◆

4月21日(水)VS国学大 8:00(青山キャンパス正門付近に集合)

5月6日(木)VS駒大 13:00

5月7日(金)VS駒大 13:00

 

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