【陸上競技】三大駅伝開幕!悔しさが残る出雲路

陸上競技

第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走 10月12日 於・出雲大社〜出雲ドーム

◆結果◆
第11位 総合記録 2:09:53

◆区間エントリー◆
1区 石川浩輝(総2=佐久長聖) 22:48 区間2位
2区 鳥井健太(営4=清風) 16:10 区間9位
3区 飯田翔大(社3=出水中央) 24:39 区間11位
4区 小河原陽琉(総3=八千代松陰) 17:59 区間11位
5区 黒田然(地3=玉野光南) 17:52 区間7位
6区 前川竜之将(地2=東北) 30:25 区間9位


今年度からスタート時刻が9時10分に変更され、これまでとは異なるコンディションで迎えた今大会。原監督から「俺たちの出雲駅伝大作戦」が発令された青学大は、序盤こそ先頭集団に食らいつく走りを見せたものの、徐々に遅れを取り、11位という結果に終わった。

開会式の様子

「俺たちの出雲駅伝大作戦」を発令した原監督

1区を務めたのは石川。箱根駅伝では、当時ルーキーながら山下りの6区を担った石川が、今季の三大駅伝の開幕戦で1区に起用された。前半から集団のままレースは進む中、他大学が集団を揺さぶる場面も見られたが、石川は落ち着いたレース運びを見せた。終盤にはラストスパートを見せ、見事2位で第1中継所に飛び込んだ。

好スタートを切った石川

2区を任されたのは鳥井。大学1年以来、3年ぶりに三大駅伝の舞台に立った。2位で襷を受け取ると、序盤は先頭集団に食らいつく走りを見せた。残り1500mを切ると集団から抜け出し、先頭を走る順大をかわしてトップに立った。しかし、粘りきれずに順位を落とし、8位で第2中継所へ。懸命に前を追ったものの、ラストイヤーの出雲路は悔しさの残る結果となった。

3年ぶりの出雲路に挑む鳥井

エース区間の3区を任されたのは飯田。先日行われたADIZERO 5K TOKYO CHALLENGEでは学内トップの記録をマークした男が、2年連続でエース区間に登場した。昨年の経験を生かし、前半は前を走る選手を追ってオーバーペースになることを避け、自分のペースを刻んだ。思うようにペースが上がらず、苦しい時間帯もあったが、ラストスパートで城西大を抜き、後続との差を広げた。タイムは昨年を38秒上回ったものの、他大学も好タイムを記録し、区間11位。順位を2つ落とす結果となったが、同学年の小河原に力強く襷を託した。

2年連続エース区間・3区を任された飯田

4区には、昨年の出雲駅伝で1区を任された小河原が起用された。2年連続の出雲路出走となった小河原は、10位で襷を受け取ると、11位につけていた城西大と一進一退のレースを展開した。粘り強い走りを見せたものの、最後まで城西大を抜き返すことはできず、11位で三大駅伝初出走となる黒田へ襷をつないだ。小河原自身も区間11位に終わり、悔しさの残るレースとなった。

城西大に食らいつく小河原

粘り強い走りを見せた

5区を任されたのは、三大駅伝初出走となる黒田。ADIZERO 5K TOKYO CHALLENGEでは部内5位の記録をマークし、存在感を示した。その走りも評価され、今回5区に抜擢された。11位で襷を受け取ると、順位を上げることはできなかったものの、前との差を保ちながら後続を突き放した。青学大が苦しい展開を強いられる中、粘り強い走りで襷をつないだ。

三大駅伝初出走の黒田

迎えた最終6区、アンカーの大役を担ったのは前川。三大駅伝初出走ながら最終区を任された彼に期待がかかった。冷静な走りで、第5中継所では22秒あった城西大との差を、出雲大社前の通過地点(2.4km)では13秒に縮めた。その後も前を走る城西大を追ったが、最後まで差を詰めきれず、11位でゴールテープを切った。

ゴールテープを切る前川

ゴール後の前川に駆け寄る鳥井・石川

今年度は黒田朝日(地26卒)が卒業し、大エース不在の中で迎えた出雲駅伝。初出走の選手を3人起用するチャレンジングなオーダーで挑んだ青学大は、11位という悔しい結果に終わった。一方で、これまで三大駅伝で出場機会の少なかった選手も起用され、新戦力の台頭を予感させる一戦となった。

閉会式の様子

笑顔を見せる2人(左から前川・黒田)

「俺たちの出雲駅伝大作戦」は成功とは言い難い結果となったが、約3週間後には全日本大学駅伝が控えている。三大駅伝の経験者がチームを引っ張るのか、それとも新戦力が存在感を示すのか。原監督がどのようなオーダーを組むのかにも注目が集まる。出雲駅伝での悔しさを全日本駅伝で晴らせるか。青学大陸上競技部長距離ブロックの更なる躍進に期待したい。

(記事、写真=竹田集・黒川祈・東島蒼空・大山万里亜・飯塚さくら・小澤一輝)

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