第54回全関東学生弓道選手権大会 6月15日・於日本武道館
〔男子団体〕
村田陸 (英4)
山田楽観 (コ3)
庄司優希 (国経3)
大崎健史 (法2)
廣瀨平 (比3)
石山廉太郎 (日4)
〔女子団体〕
和田純奈 (日3)
森重佳菜 (国政3)
多田絢音 (ヒュ2)
6月15日、日本武道館において第54回全関東学生弓道選手権大会、男女団体戦が行なわれた。団体戦では、男子は1チーム6人、女子は3人で1人4射を放ち命中本数を競う。今大会、青学弓道部は男女ともに、予選突破を目標に掲げ挑んだが、両者ともにもう一歩という惜しいところで、予選突破を果たすことはできなかった。
男子団体戦では、山田、廣瀨が皆中 (4射全て的中)の活躍を見せた。主将・石山も3中でチームに貢献した。大崎は1中を落ち着いて決めた。村田も1本目を見事に的中するも後が続かなかった。庄司は、本来の調子を取り戻すことができず、悔しい表情を見せた。合計24射中13中とし、予選通過のボーダーに1射届かず非常に惜しい結果となった。主将の石山は試合後、「日頃からあと一本当てないといけないというのが課題だったため、その課題が鮮明に反映された結果になってしまった」と振り返った。
女子団体戦は、和田、森重、多田の3名が出場した。和田は、2射を的中させ安定した力を見せ、3射的中させた森重は抜群の集中力を発揮した。森重は、「会場の大きさに圧倒されたが、その雰囲気にのみ込まれないように自分の中でコントロールできた」と話してくれた。計5中で、惜しくも予選突破は叶わなかった。
夏に全日本大会を控え、男女ともに予選突破という目標を語ってくれた。また、9月から始まるリーグ戦に向けて、男子は3部昇格、女子は2部昇格を目指す。今大会の団体戦では惜しくも決勝トーナメントに進むことはできなかったが、青学弓道部のこれからの活躍に注目だ。
弓道の魅力は?
(石山) 所作の美しさや正しい振る舞いによって的に当たるというところが魅力です。大学弓道では、1人1人やっていくのでそれらをつないでいく、良い雰囲気で良い結果を出すような人のつながりが魅力だと思っています。
(森重) 精神統一というか静かなところで引いて、その後離れたときに的に当たったときの快感です。張り詰めた緊張感から当たったときの喜びが爆発する感じに魅力があります。あと袴かっこいいですよね。
(記事=山口小春、写真=澤山みなみ、山口小春、吉行晴実)
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