【女子バレーボール】順大に辛勝!リーグ戦も終盤に突入

女子バレーボール

2025年度春季関東大学女子1部バレーボールリーグ戦 対東女体大  5月11日 於・青山学院大学相模原キャンパス

♦結果♦
◯青学大4ー1順天堂大●

第1セット 25-16
第2セット 19-25
第3セット 27-25
第4セット 28-26

◆メンバー◆

1. 佐村真唯
2. 伊藤鈴夏
3. 奥山日香里
4. 藤森こころ
5. 岸川蘭
6. 永井楓
7. 木原未稀
8. 井上美虹
9. 鷲谷夏希
11. 中田愛那
13. 土橋由里子
14. 齋藤未来
15. 西澤希愛
16. 扇谷葵衣
17. 木下結稀
18. 松本澪奈
19. 飯田遥香
20. 久米美唯奈
21. 河本菜々子
22. 平根彩雪
23. 今沢せりな
24. 佐藤侑音


5月11日、春季リーグは第9戦目を迎え終盤に突入。青学大女子バレーボール部は順大との一戦。第1セットは、誰が出ても強い青学大を体現し、順調な滑り出しだったが、第2セットで陣形を大きく乱される展開やミスが目立ちセットを落としてしまう。第3,4セットでデュースまでもつれ込み両者一歩も譲らぬ姿勢を見せ、青学大が紙一重の戦で勝利を収めた。

◆第1セット◆
セット序盤から青学大は良いリズムを作り、積極的かつ粘り強いプレーで順大に挑んだ。順大の強固なブロックに掴まりかけるも、冷静にリバウンドを取り決める場面やサービスエースを炸裂。中盤には、2点差のリードをつけ主導権を握る展開に。更に今沢せりな(法1)の力強いスパイクを契機とし青学大は点差を6点差まで広げる。その後も、セッターでありながら強気なツーアタックを見せた河本菜々子(史2)やリベロの伊藤鈴夏(教4)の守備が光り得点を重ねる。リズムを崩すことなく、このセットを25-16で勝ち取った。

確実にボールを拾う伊藤鈴夏(教4)

◆第2セット◆
開始早々、相手の攻撃に青学大が振り回される展開になり、順大に連続6点先取をゆるしてしまう。その後、佐藤侑音(比1)が食らいついていく姿勢を見せ、1点を巻き返す。この獲得を皮切りに一気に3点差まで追い上げた。さらに、今沢がアタックしたボールが順大の壁によって跳ね返り、佐村真唯(史4)がダイレクトアタックを決める連携プレーをみせた。しかし、青学大は反則を重ね、順大の攻撃に粘りつくも守備を乱され、順大にリードを明け渡したまま、第2セットを落とした。

ピンチの場面で確実に決めに行く佐村真唯(史4)

◆第3セット◆
ここで流れを取り戻したい第3セット。青学大は、立ち上がりからラインアウトやサーブミスなどが重なり苦しい状態が続く。相手にまたしても6点差のリードを許してしまい取り返そうと猛攻するも、鋭いスパイクや強固な守備に対応しきれず流れを掴むことができない。流れが変わったのはセット中盤。途中起用の西澤希愛(法3)のスパイクが相手の動きを崩し一気に点差を3点差まで縮める。
その後、青学大は徐々に流れを取り戻し同点にまで順大を追い詰める。順大も負けじと応戦し、ここから一進一退の激しい攻防戦が繰り広げられ試合はデュースに持ち越された。緊迫した状況が続く中、最後は長いラリーの末、青学大が27-25でこのセットを制した。

ブロックで粘る1年コンビ(左・今沢せりな、右・佐藤侑音)

西澤希愛(法3)のスパイクで点が決まった瞬間

◆第4セット◆
試合は序盤から互いに点を取り合うシーソーゲームとなった。攻撃では、奥山日香里(比4)かと思いきや後方で合わせた佐村のスパイクが決まり、会場が湧いた。このセットを落としたくない順大にはプレッシャーがかかっていたのか、サーブミスにより青学大に4点を与えるシーンも見られた。両者ともに白熱した試合を展開し、再びデュースとなる。順大のライトからのアタック攻撃に24・25・26点を与えてしまい、立て直しを図りたい青学大。抜きんでたのは27点目。土橋由里子(法2)の鋭いスパイクでチャンスを得た。そして、順大のライトアタッカーからの3度の猛攻撃の末、青学大のブロックにより相手を圧倒し、28点目を獲得。勝利を収めた。

28点目を獲得し、緊張がほどけ、抱き合う青学大

この勝利をもって、青学大は現在リーグ5位に位置している。残るはあと2試合、相手は現在2位を走る日体大と前回王者の筑波大である。昨年の順位(4位)を上回りたい青学大はこの先1試合も落とせない瀬戸際にいる。窮地に追い込められた時にこそ発揮される青学大の底力に注目したい。

(記事・写真=半田久瑠実、四俣蒼夕)

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