2025年度春季関東大学女子1部バレーボールリーグ戦 対筑波大 5月18日 於・青山学院大学記念館
♦結果♦
●青学大1-3筑波大〇
第1セット 13-25
第2セット 19-25
第3セット 25-20
第4セット 18-25
◆メンバー◆
1. 佐村真唯
2. 伊藤鈴夏
3. 奥山日香里
4. 藤森こころ
5. 岸川蘭
6. 永井楓
7. 木原未稀
8. 井上美虹
9. 鷲谷夏希
11. 中田愛那
13. 土橋由里子
14. 齋藤未来
15. 西澤希愛
16. 扇谷葵衣
17. 木下結稀
18. 松本澪奈
19. 飯田遥香
20. 久米美唯奈
21. 河本菜々子
22. 平根彩雪
23. 今沢せりな
24. 佐藤侑音
5月18日、青山学院大学記念館にて春季リーグ最終戦が行われた。対戦相手は、強豪筑波大。青学大は筑波大の安定した守備と高い攻撃力に苦しみ、第1、第2セットを落とすも、第3セットでは粘り強いレシーブと果敢なスパイクで1セットを奪取。最後まで諦めない姿勢を見せたものの、セットカウント1-3で惜しくも敗戦となった。

円陣を組む青学大
◆第1セット◆
序盤から筑波大の鋭いスパイクに苦しみ、青学大はなかなかリズムをつかめない展開が続く。ブロックやレシーブで必死に食らいつくも、相手の勢いを止めることができず徐々に点差が開いていく。終始筑波大に主導権を握られ、13-25でこのセットを落とした。

得点に喜ぶ選手たち
◆第2セット◆
第2セットは青学大の攻撃陣が徐々に調子を上げ始めた。河本菜々子(史2)と今沢せりな(法1)が鋭いスパイクを放ち、相手の守備陣にプレッシャーを与えた。中盤からキャプテンの佐村真唯(史4)が力強いスパイクと的確なコート内での指示でチームを牽引した。しかし、相手の強烈なスパイクを止めきることができず、19-25で惜しくもセットを落とした。

鋭いスパイクを放つ今沢
◆第3セット◆
何としても取りたい第3セット。序盤から佐藤侑音(比1)と土橋由里子(法2)がネット際で積極的に仕掛け、テンポよく得点を重ねていく。中盤には、4点差のリードを付け青学大が主導権を握る展開に。その後も、相手の猛攻をしのぎつつ、丁寧なつなぎと強烈なスパイクで得点を重ね、25-20でセットを奪取した。

力強いスパイクを決める土橋
◆第4セット◆
試合をフルセットにもつれ込ませたい青学大は、序盤から粘り強くラリーを重ね、互いに一歩も譲らぬ展開が続いた。佐村のスパイクを中心に攻撃を仕掛け、巧みなトス回しで相手を揺さぶる場面も見られた。中盤までは拮抗した流れだったが、筑波大の鋭いスパイクと堅い守りに徐々に押し込まれ、青学大はなかなかリズムをつかめないまま18-25でセットを落とした。

キャプテン佐村の攻撃
青学大は春季リーグを6勝5敗の第6位で終えた。序盤は苦しい展開もあったが、試合を重ねるごとにチームはまとまりを見せ、攻守両面で成長が感じられる内容となった。特に主将・佐村真唯の的確なリーダーシップと、ルーキーの躍動が今季の収穫だ。上位進出には一歩届かなかったものの、積み重ねた経験は確実にチームの力となっている。今後の青学大の活躍からも目が離せない。
(記事=中田葵 撮影=中村杏美)
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