第65回関東大学バスケットボール新人戦 対上武大 6月4日於大田区総合体育館
◆結果◆
青学大○76ー60●上武大
1Q 22-12
2Q 16-23
3Q 20-13
4Q 18-12
◆スターティングメンバー◆
#6 三村蓮
#16 深瀬太佑
#17 北條彪之介
#5 片岡裕基
#86 中武優羽
スプリングトーナメントから約1ヶ月。1、2年生主体で行われる公式戦・関東大学バスケットボール新人戦が始まった。青学大は少数精鋭の強みである連携プレーを活かしながら試合を進め初戦の上武大戦を勝利で終えた。
第1Qは上武大ボールからスタートするが守り切り、その後#6三村(総2)のドライブシュートからのフリースローで青学大が先制。前半は上武大と点の取り合いとなり均衡状態が続くが、青学大が少しずつギアを上げ、後半には#86中武(総1)や#17北條(コ2)らの得点で流れを掴み、22-12の10点リードで第2Qへ。

#86中武のプレーを労うチームメイトたち
第2Qは上武大ボールからスタート。上武大にフリースローで先制点を取られるが#19北角(社1)が大学初ゴールで決め返す。第2Qは#6三村を中心に得点を重ねるが上武大のリバウンドや3ポイントシュートに苦しめられ、残り1分30秒で1点差まで詰められる。#17北條のシュートで加点するも残り4秒からのオフェンスでは得点に繋げきれず点差が縮まり、38-35の3点リードで前半を終える。

苦しい時間帯でも果敢にゴールに向かい危機を凌いだ#6三村
第3Qは青学大ボールからスタート。#17北條の3ポイントシュートで青学大が先制点を奪取すると、#5片岡が緩急をつけながら攻撃を仕掛け一気に畳み掛ける。#17北條が外からのシュートを決め、中にスペースを作り出し、できたスペースに周囲がドライブで切り込み得点を決める。スペースを上手く活用しながら得点を重ね58-48の10点リードで最終第4Qへ。

ディフェンスを翻弄しながら得点を重ねた#5片岡
第4Qは上武大ボールからスタート。上武大に連続得点を決められるが#17北條が落ち着いてシュートを決め返し点差を縮めさせない。最後まで集中力を切らさずリバウンドやスティールなどでボールに食らいつき上武大を突き放し76-60で上武大に勝利した。

29得点という圧倒的な攻撃力でチームの勝利に貢献した#17北條
試合終了後、#17北條は「オフェンスで最後まで走り自分たちの流れに持って行けたことが良かった」と振り返った。また、#5片岡も「第2Qの苦しい時間にディフェンスの強度を落とさず耐えられたことが勝てた要因の一つだと思う」と話した。3、4年生がいない中での試合となる新人戦について#17北條は「練習から中々締まらず上手くいかないことが多かったが、後半には「絶対に勝つ」という気持ちの面でチーム内で奮起しながら今日の試合を迎えられた」と話した。次戦の専修大戦に向け#17北條は「今日のように果敢にゴールに向かい得点を決める気持ちで試合に挑みたい」と話した。#5片岡は「新人戦ではスタートから出ているが、1年生だからと言って臆することなくプレーをし、ガードとしてチームの士気を高められるような声掛けをしたい」と意気込みを語った。
一時は上武大の追い上げに遭うもインターバル中チームで声を掛け合い、立て直し見事勝利を収めた。全国の舞台をかけた次戦の専修大戦でも今試合のような爆発力に期待したい。
(記事・写真=二瓶優輝)
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