【ラグビー】法大に大敗を喫する。攻防の課題浮き彫りに

ラグビー

第14回関東大学春季交流大会Bグループ 第4節 対法大  6月1日  於・青山学院大学緑が丘グラウンド

◆結果◆

●青学大26[19-47、7-29} 76 法大○

◆メンバー◆

1松下稜
2田中太陽
3相川拓也
4荒川真斗
5角谷銀次朗
6松﨑天晴
7八尋祥吾/主将
8内藤基
9小林純岳
10井上晴生
11久富洋希
12袖山遼平
13山田壮
14丸岡大地斗
15幸内良真
16中山健太郎
17木村陽太
18中林幹太
19梁取駿太
20甲斐冬竜
21平澤温人
22宗像純
23松井成悟
24穴澤開
25三田元気
26山本啓太


春季交流大会第4戦は法大の圧倒的な攻撃力に序盤から苦しみ、追いかける展開を強いられた。内藤基(ヒ4=東福岡)、松﨑天晴(国経2=東福岡)のトライで反撃の兆しを見せたものの、法大バックスのスピードや意表を突く展開力に対応しきれず、自分たちのリズムを最後までつかむことができなかった。後半も苦しい時間は続き、26―76でノーサイドを迎えた。悔しさと課題の残る一戦となった。

試合を終えた選手たち

先制トライを法大に許すと、その後も立て続けにトライを決められてしまい、序盤から劣勢に立たされる。

幸内良真(法4=目黒学院)からのパスを受けた内藤が、相手のタックルをものともせず力強く走り抜け、そのままトライ。相手ディフェンスを突き飛ばしながらの突破劇に、会場が大きく沸いた。続くコンバージョンでは、井上晴生(法2=東福岡)が冷静にゴールを射抜き、きっちりと2点を追加した。

トライを決めた内藤

しかし法大は、機敏なステップと抜群のスピードを生かした攻撃で青学大ディフェンスを次々と切り崩し、立て続けにトライを奪っていく。青学大は相手の展開力に対応しきれず、防戦一方の時間帯が続いた。

主将の八尋祥吾(法4=東福岡)

何とか流れを引き戻したい青学大は、ゴール前での攻防から松﨑がパスを受け、空いたスペースに悠々と走り込んでトライを奪取。チームにとって貴重な一撃となった。

トライを決めた松崎

さらに前半終了間際、小林純岳(社4=東海大相模)がディフェンスの隙を見逃さず、外側から鋭く走り込んでトライを決める。意地のプレーで前半を締めくくった。

小林にもトライが飛び出した

迎えた後半、反撃の狼煙を上げたい青学大。パスを受けた山本啓太(史2=常翔学園)が鋭く相手ディフェンスの間を抜け、一気に駆け抜けてトライを決めた。

山本はスピードを生かし、トライに成功

それでもなお、法大の攻撃は終始隙がなく、華麗なステップと正確なパスワークで青学大ディフェンスを翻弄。タックルに入るタイミングさえつかませない完成度の高いプレーを前に、青学大は苦戦を強いられた。26ー76と、大敗を喫した。

次戦は春季交流大会最終節。慶大と対戦する。格上の相手ではあるがここまでの反省を生かし、青学大のラグビーを見せつけることができるか。

 

(記事=比留間詩桜、写真=比留間詩桜・遠藤千果)

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