【男子バスケットボール】追い上げ及ばず東洋大に敗戦

男子バスケットボール

第65回関東大学バスケットボール新人戦 対東洋大 6月8日於杏林大学八王子キャンパス

 

◆結果◆

青学大●90-99〇東洋大

1Q 22-23

2Q 20-30

3Q 19-23

4Q 29-23

 

◆スターティングメンバー◆

#5 片岡裕基

#6 三村蓮

#16 深瀬太佑

#17 北條彪之介

#86 中武優羽

 

新人戦第5戦の相手は東洋大。青学大は第2Qで奪われた流れを後半に取り戻すことができず、第4Qで追い上げを見せるも東洋大に敗戦を喫した。

 

第1Qは青学大ボールからスタート。#86中武(総1)がゴール下のシュートを決め青学大が先制。#16深瀬(法2)のドライブなどで得点を重ねるが東洋大のアグレッシブな攻撃に連続得点を許してしまう。それでも残り2分、#6三村(総2)や#17北條(コ2)の得点で東洋大を猛追し22-23の1点ビハインドで第2Qへ。

スピードあるドライブでディフェンスを翻弄した#16深瀬

 

第2Qは東洋大ボールからスタート。東洋大の最初の攻撃を防ぎ青学大が先制点を奪取し、勢いに乗ろうとするが東洋大も負けじとシュートを決める。東洋大が精巧な3ポイントシュートを次々に決め徐々に点差が広がり始める。残り1分を切り、#6三村、#17北條が連続でシュートを決め一気に追い上げるが東洋大にブザービートを決められ42-53の11点ビハインドで前半を終える。

リーグ戦までの課題に「ディフェンスの強化」と「攻める気持ち」をあげた#6三村

 

第3Qは青学大ボールからスタートするが東洋大に攻撃を止められ先制を許す。#17北條、#5片岡(法1)が3ポイントシュートで点差を縮めようと試みるが東洋大が前半に続き3ポイントシュートを決め追随を許さない。第3Q中盤、#17北條が空中でリバウンドを取りそのままシュートを決め観客を沸かせ、会場を盛り上げるも東洋大も落ち着いてシュートを決め点差が縮まらず61-76の15点ビハインドで最終第4Qへ。

攻守ともにチームを支えた#5片岡

 

第4Qは東洋大ボールからスタート。東洋大にフリースローで先制を奪われるが#17北條、#6三村が果敢に攻撃を仕掛け東洋大を追いかける。しかし、東洋大が青学大のミスを見逃さず着実に得点に繋げる。第4Q後半には得意のディフェンスで東洋大のミスを誘発し速攻に繋げ追い上げをみせるも一歩及ばず90-99で東洋大に敗れた。

チームハイの27得点を記録した#17北條

 

試合後、#6三村は「相手にシュートを気持ち良く打たれて、そこを止めることができなかった。個人としてもボールを持たない時間が増えてしまい、あまり攻めることができなかった」と試合を振り返った。大会当初からチーム課題としてあがっていた「リバウンド」と「コミュニケーション」。「リバウンドはあまり改善できなかったがコミュニケーションは少しずつ良くなったと思う」と大会を振り返った。1年生のプレーについて聞かれると「試合に出ていた選手は自信を持ってプレーできていた」と大会を通じての成長を感じていた。

 

計5日間に渡り行われた新人戦。青学大は2勝3敗の14位で幕を閉じた。スプリングトーナメントと新人戦が終わり残すはリーグ戦とインカレとなった。それぞれが成長しながら課題を見つけた5日間。夏の練習を乗り越えどんな成長を遂げるのか。約3ヶ月後に開幕するオータムリーグが待ち遠しい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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