【男子バスケットボール】接戦を制し東洋大に逆転勝利!

男子バスケットボール

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対東洋大 8月27日於・武蔵野の森総合スポーツプラザ

 

◆結果◆

青学大〇66-63●東洋大

1Q 9-12

2Q 16-17

3Q 19-15

4Q 22-19

 

◆スターティングメンバー◆

#7 進翔太

#3 新井翔太

#21 ウォーレン航喜

#12 広瀬洸生

#77 芦田真人

 

オータムリーグ第2戦はスプリングトーナメント初戦であたった東洋大との試合となった。試合は序盤からロースコアで展開していき、試合終了間際までどちらが勝つか分からない大接戦となった。なかなか主導権を握れない青学大だったが、最終第4Qの残り3分30秒で逆転に成功し見事開幕2連勝を飾った。

 

第1Qは青学大ボールからスタートするも両チームミスが続き、なかなか先制点が決まらない。そんな中#3新井(総3)が得意のドライブシュートで2点を決め青学大が先制点を奪取。その後#3新井から#7進(法4)へのアシストパスで点数を獲得。そのまま勢いをつけたい青学大だったが東洋大の俊敏なパス回しに翻弄され、点差をつけられてしまう。持ち味のスピードを活かした速攻で点数に繋げるも9-12の3点ビハインドで第2Qへ。

先制点を決める#3新井

 

第2Qは東洋大ボールでスタート。前半は得点が決まらず流れが悪い状況が続き点差を縮めることができない。青学大は第2Q開始2分30秒で1度タイムアウトを取り巻き返しを図るがなかなか低迷状態から抜け出せない。そんななか試合を通じて力強いプレーでチームを盛り上げた#7進がターンオーバーから豪快なダンクシュートを決めチームの風通しを良くする。#7進のダンクシュートを皮切りに少しずつ活気を取り戻し25-29の4点ビハインドで前半を終える。

チームハイの17得点を決めた#7進

 

第3Qは#77芦田(国経2)が3ポイントシュートフェイクからゴール下の#7進へパスを通し鮮やかに先制点を取る。その後も#12広瀬(総2)の3ポイントシュートや#7進のリバウンド、#77芦田が留学生へのミスマッチに対しても体を使い東洋大の攻撃を食い止める。残り3分になっても5点差の一進一退の状態が続く中、#1細川(国経4)が流れを変える。#1細川が交代直後に2ポイントシュートで点差を縮める。第3Q終了直前に#2漆山(総4)がその流れに呼応するように気迫のこもったドライブで得点を重ね1点差まで詰め寄る。そして第3Q終了間際の#2漆山のフリースローで44-44の同点に持ち込み最終第4Qへ。

シュートフェイクで仲間の得点をアシストする♯77芦田

果敢にゴールアタックし得点を重ねた#2漆山

 

第4Qは#2漆山のドライブからの2ポイントシュートで幕を開けた。少しでも東洋大と点差をつけるため4年生が中心となりながら得点を重ねていく。それでも東洋大も意地で食らいつき、残り4分になっても1点差の接戦が続く。残り3分30秒で#7進がターンオーバーから逆転し、青学大に流れを呼び込んだ。そのままの勢いで#7進のリバウンドからの2ポイントシュートや#3新井の2ポイントシュートで点差を広げる。残り23秒で♯21ウォーレン(国経3)がゴール下で2点を決め、勝利をより確実なものとした。そのまま青学大が守り切り66-63で開幕2連勝を飾った。

青学の勝利を決定づけた♯21ウォーレンのシュート

 

2日間連続の試合が続くオータムリーグにおいて前日からの切り替えも重要となってくる。試合の流れが悪くチームの雰囲気が沈む時でも一致団結して声を掛け合い、今試合のようにチームで立て直してほしい。残り20試合と道のりは長いが1戦1戦が総合結果に関わってくるため1戦たりとも気が抜けない試合となる。これからの試合で待っているドラマを楽しみにしたい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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