【女子ラクロス】遂にリーグ戦が開幕!初戦は相手の猛攻を受け無念の黒星発進

女子ラクロス

関東学生ラクロスリーグ1部Aブロック 対明大 7月15日 於・江戸川区臨海球技場F面

◆結果◆
青学大2 -13明大
第1クォーター1-2
第2クォーター1-8
第3クォーター2-10
第4クォーター2-13

<得点者>

#18 阿部夏希(第1Q)

#22 織田温子(第3Q)


学生日本一を掲げて始動した今年の青学大女子ラクロス部。大事なリーグ戦初戦をしっかり勝ち切って勢いに乗りたいところであったが、明大の猛攻を止めることができず、無念の黒星スタートとなった。

大事な初戦に挑む選手たち

〇第1クォーター

中盤で相手に先制点を献上してしまったものの、12分ほど経過したところで主将の#18 阿部夏希がショットを決め、試合を振り出しに戻す。しかし、第1Q終了間際に相手の追加点を許し、1点ビハインドの状態でこのクォーターを終えた。

懸命な守備を見せるも先制点を奪われた

ショットが決まり、試合を振り出しに戻す

〇第2クォーター

初戦勝利を飾るために、ここで逆転しておきたい青学大。しかし、ゲームの主導権を相手に握られる苦しい展開に。開始直後にショットを決められると、終始相手に押される展開となりこのクォーターだけで6失点。タイムアウトを取って立て直しを図るも、相手の猛攻を防ぐことができずに大量リードを許して試合前半を終えた。

相手の猛攻を受ける青学大

〇第3クォーター

なんとか追いつきたい青学大は、第2Qとは打って変わって積極的な攻めを見せる。序盤に2失点を許すも、中盤に相手ディフェンスの隙をついた#22 織田温子のショットが決まり、追加点を奪うことに成功。しかし、その後の得点チャンスを活かすことができず、点差を広げられた状態で第3Qを終えた。

相手のショットを阻む素晴らしいディフェンスを見せる

追加点を奪い喜ぶ青学大

〇第4クォーター

迎えた最終クォーター。積極的な攻めの姿勢で何度もゴール前まで詰め寄るが、相手の堅い守りを攻略することができない。惜しい場面が続くも、追加点を奪い点差を縮めることはできなかった。ディフェンスでは懸命な守りを見せるも、相手の勢いを止めることができず3失点で試合終了。リーグ戦初戦は、11点差で敗戦する悔しい結果となった。

積極的な攻めの姿勢を見せた最終Q

相手の堅いディフェンスに阻まれる

青学大にとっては思うようなゲーム展開に持っていけなかった今日の試合であったが、後半から積極的に攻めていけるよう立て直しができたことは、今後に繋がる良い収穫となっただろう。課題を克服し、悲願の学生日本一に向けてここから勢いに乗ることができるのか、常勝への道を歩む青学大女子ラクロス部の今後に、期待が膨らむ一方だ。次戦は7月22日14:50から大井ホッケー場サブピッチにて、強敵・慶應大学と対戦予定だ。

(記事・写真=川﨑史緒)


◆織田温子選手コメント◆

‐試合を振り返って

今日の試合は正直、反省しかないくらい自分的にはダメダメでした。(実際に)対戦してみて実力で大きく劣ってるわけではないなと思いましたが、あれだけ点差がついてしまったのは、勝負所でグラウンドボールを取り切れたら絶対に流れを持って来れるところで、自分が逃してしまったシーンがあった。チームとしてもそうですが、個人としてはグラウンドボールのところで取り切れるところを逃してしまった部分が試合を通してたくさんあったので、一番の反省というか、すごく悔しい気持ちでいっぱいです。

‐ショットを決めたことについて

1点は決めましたけど、あれだけの点差がつかない試合に持っていけたと思うので、(ショットを)決めて全然満足ではなかったし、取り返さないとという気持ちでずっとプレーはしていたのですがあの一本では取り返しきれないし、悔しいです。悔しい気持ちの方が全然強いです。

‐次戦に向けて

初戦は自分としてもチームとしても悔しい結果になってしまいましたが、まずは一勝、絶対勝つことが一番だと思うので。個人的には勝負所で全然力を発揮できなかったというか、大事な場面で自分のミスが出てしまったので、一週間そこを突き詰めて練習して、しっかり改善したうえで試合に臨むこと、慶應戦でしっかり出し切った上でチームで勝ち切ること、を目標に勝ち切ります。

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