【女子ラクロス】涙の2連敗…織田が3得点の活躍を見せるも勝利ならず

女子ラクロス

関東学生ラクロスリーグ1部Aブロック 対慶應大 7月22日 於・大井ホッケー場サブピッチ

◆結果◆
青学大5-11慶應大
第1クォーター2-1
第2クォーター3-5
第3クォーター4-9
第4クォーター5-11

<得点者>

#22 織田温子(第1Q,第2Q,第3Q)3得点

#42 上林山日菜子(第1Q)

#9 松永有未(第4Q)


リーグ戦開幕から一週間が経過した7月22日、青学大は昨季王者・慶應大との一戦に臨んだ。対明大戦で明らかになった課題を克服して打倒慶應大の意識で一週間練習を積んできたチームだが、立ちはだかる強敵を破ることができず、涙の敗戦を喫した。

今季初勝利を目指し試合に挑んだ青学大

〇第1クォーター

先制を果たしたのは青学大であった。開始から5分ほど経過したところで、#22 織田温子が相手のディフェンスを掻い潜りショットを決めることに成功する。勢いに乗ったチームはその後失点するも、終盤に#42 上林山日菜子のショットが決まり追加点を獲得。1点リードした状態で第1Qを終えた。

先制点を決めた織田

上林山が追加点となるショットを決め喜ぶチーム

〇第2クォーター

1Qの良い流れのまま攻め続けていきたい青学大は、序盤に2点を失い逆転を許す苦しい展開に。中盤で織田がショットを決め試合を振り出しに戻すも、慶應大の猛攻を受けさらに2失点。2点ビハインドの状態で試合前半を終えた。

激しい攻防を見せる両者

ショットを決め笑顔を見せる織田

〇第3クォーター

迎えた第3クォーター、前半の流れから切り替えて逆転勝利を狙いたいところであったが、またしても相手に2点を追加されてしまう。しかし、積極的な攻撃とゴーリーの好ディフェンスも光り、タイムアウト明けには織田が本日3得点目を決め1点差にまで迫った。しかし、強豪・慶應大が攻撃の手を緩めることはなく、終盤に失点。5点差と大きく引き離された。

本日3得点目を決める織田

相手のショットを次々に防ぐゴーリー

〇第4クォーター

学生日本一の目標に向けて勝利を飾りたい青学大、最終Qでは開始約4分で#9 松永有未がショットを決め、反撃モードに。しかし相手の猛攻は止まらず、懸命なディフェンスを見せるも失点が続き、試合終了。今季初勝利はまたしてもお預けとなってしまった。

ショットを決め喜ぶ松永

30度越えの猛暑の中行われたこの試合は、両者ファールが続出する激しい展開に。多くの観客の声援を受け挑んだ青学大であったが、白星を挙げることはできず、試合後には涙を見せる選手の姿があった。この敗戦で、今季の学生日本一の可能性は途絶えてしまったが、まだまだリーグ戦は始まったばかり。苦い2連敗を経て成長を遂げる青学大女子ラクロス部から、今後も目が離せない。

次戦は8月6日10時50分からアミノバイタルフィールドにて試合開始予定だ。毎試合熱い戦いを見せてくれる選手たちに、ぜひ大きな声援を送ってほしい。

(記事=川﨑史緒、写真=川﨑史緒・二瓶優輝)


◆織田温子選手コメント◆

‐試合を振り返って

まずは勝ちきれなかったことが何よりも悔しいです。ドローやグラボがとれたり、DFで慶應のATを守りきれたりと戦えた場面もあり、前半はなんとか2点差で終えられましたが、ここで点差を縮めるか3点差にするかの勝負どころで相手に点を取られてしまいました。勝負どころで勝てないところは前回の明治から改善できず、4強との差を感じました。そんな短期間で改善できることではないので、必ず慶應を倒すために、学生日本一をとるために、今からこの悔しさを忘れずに取り組んでいきたいです。

‐先週の試合から1週間どんな練習をしてきたか

前回の明治戦で自分はグラボを取りきれなかったことがいちばんの反省だったので、絶対慶應戦では不安がない状態で挑むために、たくさんグラボを練習しました。また、慶應には明治とは違う戦い方をするため、翌日に慶應対策に切り替え、戦い方をチームで確認し、擦り合わせを行いながら練習しました。

‐次戦に向けて

まだ今シーズン勝利を掴むことができていません。今シーズン目標としていた学生日本一への道は閉ざされてしまいましたが、残りの3試合必ず勝利し、コーチさん、OGさん、家族など支えてくださっている方々にその姿をお見せしたいと思います。そして、これからの青学に繋げていきたいです。

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