【準硬式野球】反撃及ばず…日体大に手痛い敗戦を喫す

準硬式野球

2025年東都2部秋季リーグ戦 対日体大 9月30日  於・サーティーフォー相模原球場

◆結果◆

青学大 000 000 130|4
日体大 100 100 50x|7

◆出場選手◆
1 二左 小田浪騎
2 指 南部洋一郎
3 三 植木元太→水落太一
4 一 堀町沖永
5 中 川添大地
6 左 萩原勝輝→二 西尾昇真
7 遊 間弓琉太
8 捕 小林壮太→ 打 田宮豪
9 右 長谷山武志
  中川雄偉→石川佳汰→高吉修悟→大塚元気


 

初回から日体大に先制点を献上。6回までは無得点と厳しい展開が続いた青学大。7回に1点を返し1点差に詰め寄るもその裏に投手陣が崩れ、一挙5失点。8回に3点を追加するも追いつくことは叶わず、3時間を超える熱戦を勝利で飾ることはできなかった。

試合は初回から動いた。先頭打者に安打を、続く打者にも四球、安打を連続で浴びてしまう。一死一二塁の状況で4番打者に打席が回り、1点適時打を放たれる。先制点を献上するも、先発の中川雄偉(法4)はこの回を最少失点で切り抜けた。

先発の中川

3回表には長谷山武志(営4)が安打を放ち、南部洋一郎(日文1)が死球で出塁。二死一二塁のチャンスを作るも、得点に結びつけることはできなかった。

安打を放った長谷山

4回表にも青学大にチャンスが訪れる。萩原勝輝(法2)の安打、相手の失策で二死二三塁とするが1本が出ず。この回も得点することはできなかった。

安打を放った萩原

その裏には青学大はピンチを招く。連打を浴び、味方の後逸で中川は1点を失う。この回も最少失点にとどめたが、2点を追う展開となった。

6回裏からは石川佳汰(理3)にマウンドが託された。石川は3つのアウトを全て三振で奪い、相手チームに流れを渡さなかった。

代わった石川

7回表、遂に青学大打線に流れがくる。先頭の小林壮太(理3)が安打を放つと、長谷山は犠打を成功させる。続く小田浪綺(教3)も安打を放ち、相手チームの後逸間に小林が生還。スコアボードに1が刻まれた。その後は連続四球で一死満塁の大チャンスを作るも、追加点をあげることはできず。青学大の1点ビハインドで試合は終盤に差し掛かった。

安打を放った小林

迎えた7回裏、日体大打線が爆発。先頭に四球を出すと、犠打を決められる。三塁手の悪送球で1点を献上。その後も連打を浴び、さらに1点を失ったところで投手交代。高吉修悟(国経1)がマウンドに上がる。高吉は最初の打者に四球での出塁を許し、いきなり一死満塁のピンチを招く。続く打者には死球を与え、押し出しで1点を失う。その後は2点適時二塁打を浴び、1アウトも取れずに悔しい降板となる。高吉に代わって大塚元気(法1)がマウンドに上がり、ぴしゃりと抑えた。しかし青学大はこの回一挙5失点。厳しい展開となった。

代わった大塚は好救援を見せる

8回表には青学大が粘りを見せる。この日初打席を迎える西尾昇真(営1)が安打を放ち、相手投手の牽制悪送球で三塁まで進塁。続く間弓琉太(理2)の打球を右翼手が落球し、1点を追加する。

安打を放った西尾

その後は長谷山の安打、小田の四球で再度一死満塁のチャンスを迎える。南部が2点適時打を放ち、さらに2点を追加。3点差まで追い上げるも反撃もここまで。9回表の攻撃は三者凡退に終わり、敗戦を喫した。

2点適時打を放った南部

(記事、写真=田原夏野)

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