第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対日体大 10月4日於日本体育大学世田谷キャンパス
◆結果◆
青学大●75-85○日体大
1Q 20-18
2Q 16-23
3Q 23-26
4Q 16-18
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
オータムリーグ2巡目の初戦の相手は開幕戦と同じ日体大。青学大は第1Qをリードで終えるが第2Qに日体大に逆転を許しそのままリードを奪われ1巡目のリベンジとはならなかった。
第1Qは日体大ボールからスタートするが日体大の攻撃を防ぎ#23加藤(コ4)のフェイントを混じえたシュートで青学大が先制。日体大が開始3分でチームファールが4つになったことを利用し各選手が積極的にゴールに向かい青学大が流れを掴む。相手の留学生にも怯まずゴール下でも攻撃を仕掛け日体大をリードし20-18の2点リードで第2Qへ。

身長を活かしたプレーで青学大を勢いづけた#23加藤
第2Qは青学大ボールからスタートするが最初のシュートはリングに弾かれ日体大がフリースローで先制。それでも#35オドゲレル(数4)が積極的にゴールに向かいエンドワン(2ポイントシュート+フリースロー)を獲得。第2Q中盤は両チーム得点を決め合い膠着状態となる。しかし試合残り2分、日体大に連続で得点を奪われる。タイムアウトで仕切り直すがその後の攻撃でうまく得点に繋げられず日体大にリードを許し36-41の5点ビハインドで前半を終える。

#17北條のパスから得点に繋げた#21ウォーレン
第3Qは日体大ボールからスタート。日体大に3本連続でシュートを決められるが#12広瀬(総3)の3ポイントシュートを起点に青学大も負けじとシュートを決め日体大に食らいつく。#17北條(コ2)が仲間に合わせるプレーで得点を紡ぎ少しずつ点差を詰める。開始6分のタイムアウト明け、#17北條の3ポイントシュートや#86中武(総1)の体を張ったディフェンスで日体大を苦しめるが終始日体大に流れを掴まれ59-67の8点ビハインドで最終第4Qへ。

攻守ともに体を張り留学生に立ち向かった#86中武
第4Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレルが今試合3本目の3ポイントシュートで先制。その後#77芦田(国経3)や#9上野山(法3)がシュートを決めるが日体大も着実にシュートを沈め点差が縮まらない。試合時間残り4分を切っても互いにシュートを決め合い日体大に追いつくことが出来ず75-85で日体大に敗れた。

試合後、「3ポイントシュートを更に強化したい」と話した#35オドゲレル
試合後、#35オドゲレルは「チームとして1巡目と比較しても自分たちのプレーができていたし戦えていたと思う。けど集中力が切れる時があったり、雰囲気が悪くなる時間帯があった」と試合を振り返った。個人としても「3ポイントシュートが入ったことは良かったが第3Qの入りなどを含めもっとゲームメイクをしていきたい」と反省点を挙げた。明日の筑波大戦を含め2巡目に向け「チームとして確実に1巡目より良くなっているから今までやってきたことをしっかり試合で活かし勝ちにいきたい」と意気込んだ。
惜しくも1巡目のリベンジとはならなかったが1巡目と比較し、点差は縮まりオフェンスリバウンドの数では日体大を上回るなど成長が見受けられた。2巡目はまだ始まったばかりだが既にこれからの試合が白熱するものになることを匂わせる試合となった。
(記事・写真=二瓶優輝)
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