【軟式野球】 ​9回、鈴木の決勝弾と中井川の力投で開幕3連勝!

軟式野球

【軟式野球】 2025年秋季リーグ戦 対日体大 9月30日 於・横山公園球場 

 

◆結果◆

 

青学大 0 0 0  0 0 0 0 0 3  / 3

日体大 0 0 0  0 0 0 0 0 1  / 1

 

◆出場選手◆

 

1 三 目崎裕大

2 中 河野集

3 指 牧田唯人

4 捕 鈴木暢

5 右 根本基平

6 左 宮村航生

7 二 柳澤良汰

8 一 別枝昊祐

9 遊 松本大馳

 

P  中井川誠人

 

秋季リーグをここまで2連勝で来ていた青学大は、日体大と対戦した。試合は両軍走者こそ出すものの要所を締めた投球や好守に阻まれ、なかなか本塁が遠い展開が続く。しかし互いにゼロ行進で迎えた9回表、青学大は安打と四球で走者を貯めると4番の鈴木暢(理3)が3ラン本塁打を放ち3点を先制、これが決勝弾となった。一方、投げては先発の中井川誠人(済2)が9回1失点と好投。試合は青学大が3-1で勝利した。

初回、青学大は二死から牧田唯人(法1)が右安打を放ち出塁するも先制点には繋がらず。その裏、先発の中井川は日体大打線を三者凡退に切って取り、上々の立ち上がりを見せる。

初回、右安打を放つ牧田

先発した中井川

中盤打線は4回、5回と続けて走者を出し盗塁で好機を演出する場面もあったものの、いずれも相手投手の粘投に阻まれ得点とはならなかった。

マウンドの先発、中井川は8回まで走者を許しながらも要所で併殺打を誘う投球で、相手打線に得点を許さない。中でも7回は一死満塁とピンチを招くと相手打者はスクイズを敢行、投手前に転がった打球に素早く反応した中井川は本塁方向に突っ込みながらグラブトスし1→2→3と送って見事併殺打を完成させた。

スクイズ処理で本塁にグラブトスする中井川

1→2→3の併殺打に沸く青学大ベンチ

このスーパープレーも含め中井川の好投に応えたい打線は9回、一死から2番の河野集(理3)が左安打を放つと続く牧田が四球を選ぶ。走者が貯まったところで迎えた打者は4番、捕手の鈴木。「中井川はいつもいい投球をしてくれていたが、援護点を取れない場面が多かった」と語った女房役のバットはカットボールを捉える。打った鈴木本人も「思ったより伸びた」と振り返った一打は、大きな弧を描いて左翼席へ飛び込む先制3ラン本塁打に。頼れる4番が試合の拮抗を破る一発を放ち、結果これが決勝弾となった。

安打を放ち、仲間を鼓舞する河野

決勝弾を放つ4番の鈴木

9回裏もマウンドに上がった中井川は三塁打と犠飛で相手に1点を献上。完封こそ逃したものの中井川は後続を断ち試合終了、青学大は3-1で勝利した。9回を1失点にまとめる好投を見せた中井川について、捕手の鈴木は「最後まで無四球で投げてくれた。被安打自体は気にしていないので、よく投げてくれたと思う」と評価した。

秋季リーグを開幕3連勝で飾った青学大は、次戦を待たずとも最速10月2日にリーグ優勝が決定する。

(記事・写真=高木一郎)


 

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