第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対日大 9月6日於筑波大
◆結果◆
青学大⚫︎53-58〇日大
1Q 13-10
2Q 11-18
3Q 13-14
4Q 16-16
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
オータムリーグ5戦目の相手は昨年のインカレ覇者・日大。青学大は第1Qをリードで終えるが第2Qで日大に逆転を許す。それでも流れを渡しきらず最後まで接戦を繰り広げるが一歩及ばず日大に敗戦を喫した。
第1Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレル(数4)がジャンプシュートで先制点を取り青学大に勢いをつける。日大の攻撃に対してもコート内外から声を掛け合い得点に繋げさせない。オフェンスでは4年生を中心に得点を重ね13-10の3点リードで第2Qへ。

チームの流れを引き寄せるシュートを決めた#35オドゲレル
第2Qは日大ボールからスタート。日大に先制点を取られるが#5片岡(法1)から#86中武(総1)へ1年生コンビの連携プレーで青学大もすぐに得点を決める。その後両チーム一歩も譲らぬ攻防を繰り広げる。開始6分のタイムアウト明け、#35オドゲレルが連続で得点を決めるがその後青学大の得点が止まってしまい24-28の4点ビハインドで前半を終える。

#5片岡からのパスを確実に得点に繋げた#86中武
第3Qは青学大ボールからスタートするも最初の攻撃は得点に繋がらず日大に先制点を取られる。それでも#12広瀬(総3)がすぐに得点を返し点差を広げさせない。しかしその後シュートが入らなくなり一時日大にペースを奪われる。そんな苦しい雰囲気を#3新井(総4)が打ち破る。#3新井が立て続けに3ポイントシュートを決め青学大も粘り強さを見せつけ37-42の5点ビハインドで最終第4Qへ。

試合後「後半は自分のプレーをだしていけた」と話した#3新井
第4Qは日大ボールからスタートするが最初の攻撃を防ぎ#17北條(コ2)のオフェンスリバウンドからの得点で青学大が先制。互いに牽制し合うが残り3分、#21ウォーレン(国経4)、#35オドゲレルが連続で得点を決め1点差まで詰め寄る。残り1分30秒のタイムアウト明け、#3新井の3ポイントシュートで同点に追いつくが直後日大に連続で得点を許し逆転叶わず53-58で試合を終えた。

ゴール下で体を張ったプレーをみせた#21ウォーレン
試合後、#3新井は「リーグが始まって課題となっていたディフェンスの強度の部分は今試合では改善できたと思うが、試合終盤の勝負所で気が緩んで留学生にやられた所があり(ディフェンスの強度を)継続させることが今回の課題だった。個人としては後半のプレーで自信をつけることが出来たが、最後の3分でもっとチームを鼓舞できていたら今回の結果を変えられたかもしれない」と試合を振り返った。また、1部と2部の違いを聞かれると「1部は2部に比べ一つ一つのプレーが落ち着いている。自分たちは2部にいた期間の方が長いので試合やビデオなどを通して1部のスタイルを吸収して早く1部のスタイルに適応していきたい」と答えた。
昨年のインカレ王者相手にも臆することなく積極的に攻撃を仕掛けたが残り1分のプレーが試合の明暗を分けた。日々の試合で1部の手強さを感じる一方で手応えを感じるプレーも多く見られる。次戦の白鷗大も手強い相手となるが勝利を掴み取ってほしい。
(記事・写真=二瓶優輝)
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