第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対筑波大 10月5日於専修大学生田キャンパス
◆結果◆
青学大○80-63●筑波大
1Q 17-16
2Q 16-12
3Q 19-20
4Q 28-15
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
オータムリーグ第13節の相手は1巡目で苦い敗戦を経験した筑波大。第1Qからリードを奪った青学大は着実に点差を広げ80-63の17点差で筑波大にリベンジを果たした。
第1Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレル(数4)の2ポイントシュートで青学大が先制。その後も#3新井(総4)を中心に果敢にゴールに向かい筑波大のファールを増やし主導権を握る。また、オフェンス・ディフェンスともに積極的にリバウンドに飛び込みゴール下でも強さを見せつけた。#9上野山(法3)の最後のシュートは惜しくも時間内に間に合わなかったが17-16の1点リードで第2Qへ。

ゴール下で存在感を放った#23加藤
第2Qは筑波大ボールからスタート。開始1分、1年生ながらプレータイムを掴んだ#86中武(総1)がゴール下を連続で沈め青学大が先制。開始3分30秒には#86中武がポストプレーでシュートを決め筑波大が堪らずタイムアウトを取る。残り4分、エースである#12広瀬(総3)が堅実にシュートを決めると波に乗るように続けて#77芦田(国経3)からのアシストパスを受け追加得点を奪う。筑波大のタフなディフェンスや粘り強い攻撃に苦しめられるが、残り30秒#12広瀬が得意の3ポイントシュートを決め33-28の5点リードで前半を終える。

的確な判断でチームを統率した#3新井
第3Qは青学大ボールからスタート。開始30秒、#77芦田がフローターシュートで先制を奪うと、開始2分30秒には#3新井が3ポイントシュートを沈める。前半同様コンスタントに得点を積み上げる#12広瀬が開始5分に3ポイントシュートを決め、残り3分には今試合好調の#86中武がフリースローを冷静に決める。両者ファールが重なり、攻めて攻められての展開が続く中で残り1分、#9上野山が3ポイントシュートを決める。筑波大の積極的なオフェンスに苦戦しながらも52-48の4点リードで最終第4Qへ。

#86中武に駆け寄るチームメイト
第4Qは筑波大ボールからスタートするが筑波大が落としたシュートのリバウンドを取りきり#77芦田のコーナーからの3ポイントシュートで青学大が先制。点差を広げたい青学大はそのままの勢いでゴールに向かい筑波大を突き放す。残り3分、筑波大の3ポイントシュートで7点差に詰められるが#3新井が落ち着いて3ポイントシュートを決め返し逆転の余地を与えない。残り1分のタイムアウト明けも攻撃の手を弛めることなく80-63で筑波大に大勝した。

最後まで全力でゴールに向かった#17北條
試合後、#23加藤は「#86中武を中心にビッグマンがインサイドで頑張り、ガード陣が前からプレッシャーをかけるなどチームとして戦うことができた。個人としても後半にフラストレーションが溜まってしまうことがあったがフリースローなど決めるべきシュートを決められたので良かった」と試合を振り返った。また、1巡目と比較しても「基礎的な部分をしっかり徹底することが出来た」と改善できた点を振り返った。オフェンス・ディフェンスともに筑波大を上回ったリバウンドについて「昨日の日体大戦で留学生と争った経験が活きたと思う」と話した。
終始ボールに食らいつき筑波大を圧倒した青学大。1巡目の悔しさをエネルギーに変え17点差で筑波大に勝利した。来週の土曜日と日曜日に行われる試合は青山キャンパスが会場となる。ホームの声援を力に勝利を手にして欲しい。
(記事・写真=二瓶優輝、遠藤千果)
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