【男子バスケットボール】負の連鎖を断ち切れず駒澤大に黒星

男子バスケットボール

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対駒澤大 9月8日於明星大学日野キャンパス

 

◆結果◆

青学大●72-81〇駒澤大

1Q 24-22

2Q 16-18

3Q 14-20

4Q 18-21

 

◆スターティングメンバー◆

#7 進翔太

#3 新井翔太

#21 ウォーレン航喜

#12 広瀬洸生

#77 芦田真人

 

オータムリーグ第6戦は駒澤大との試合となった。前日の試合に引き続きアップ時から声を出し良い雰囲気の中試合が始まった。試合の入りも良く第1Qをリードで終えるも続く第2Qでは同点に追いつかれ、後半には逆転を許してしまった。

 

第1Qは青学大ボールからスタート。#12広瀬(総2)が2ポイントシュートで先制点を決め勢いをつけると、#3新井(総3)や#77芦田(国経2)が3ポイントシュートを沈め勢いを加速させる。しかし駒澤大も外からのシュートも中からのシュートも丁寧に決め接戦となる。それでも#23加藤(コ3)が身長を活かしたリバウンドで青学大のゴール下を支える。駒澤大のチームファールがかさんでいることを利用し積極的に攻撃を仕掛け24-22の2点リードで第2Qへ。

多彩なパフォーマンスで会場を魅了する#12広瀬

 

第2Qは駒澤大ボールからスタート。2本連続でシュートを決められ逆転を許すも#35オドゲレル(物3)の2ポイントシュートや#23加藤のゴール下での合わせ、#3新井のドライブシュートで得点を重ねくらいつく。開始5分で駒澤大が取ったタイムアウト後、青学大の得点が止まり駒澤大に流れを渡しかけるも、その後のタイムアウト明け、#77芦田の3ポイントシュートや#9上野山(法2)のフリースローで再び青学大の得点が動き始める。両者互角の試合が続き、40-40の同点で前半を終える。

自身の強みを活かしたプレーをした#23加藤

 

第3Qは青学大ボールからスタート。#12広瀬の3ポイントシュートで先制するも、その後青学大はシュートが決まらず駒澤大にリードを許す。開始8分30秒で駒澤大に3ポイントシュートを2本連続で決められ12点差まで開くも#12広瀬の2ポイントシュートや3ポイントシュート、#7進(法4)の2ポイントシュートで点差を縮め54-60の6点ビハインドで最終第4Qへ。

「ゲームの流れを変えられる存在になりたい」と話した#2漆山

 

第4Qは駒澤大ボールからスタート。第4Q開始3分間は青学大のシュートが入らず流れの悪い状態が続く。その後2度のタイムアウトを経て#77芦田の3ポイントシュートを中心に少しずつ得点が動き出すも駒澤大もシュートを着実に沈め点差が埋まらないまま72-81の9点差で試合が終了した。

今試合計7本の3ポイントシュートを決めた#77芦田

 

試合後#2漆山(総4)は「パスミスやシュートミスなどの自分たちのミスを引きずったままプレーをしてしまったことで悪い流れを断ち切れなかった」と今試合を振り返った。次の明星大戦までは10日間近く空くが、それまでの練習では「もっとコミュニケーションを取り、(試合中の)1つ1つのミスを減らしていきたい」と語った。

 

流れが良い時だけでなく、流れが悪い時も声を掛け合ってチームメイトを鼓舞し合い、良い流れに持っていけるかどうかが今後の試合の鍵になりそうだ。次の試合は1週間以上空くが、次の試合までに反省点を改善し一皮むけた青学大を見るのが楽しみだ。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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