【男子バスケットボール】止まらない攻撃で立大に圧勝

男子バスケットボール

第65回関東大学バスケットボール新人戦 対立大 6月7日於杏林大学八王子キャンパス

 

◆結果◆

青学大〇92-74●立大

1Q 27-24

2Q 26-15

3Q 23-8

4Q 27-16

 

◆スターティングメンバー◆

#5 片岡裕基

#6 三村蓮

#16 深瀬太佑

#17 北條彪之介

#86 中武優羽

 

新人戦第4戦の相手は立大。立大が3ポイントシュートを高確率で決め青学大を苦しめるも、青学大はコート全体を上手く利用しながら攻撃を仕掛け立大を突き放す。最後まで攻撃の手を緩めなかった青学大が92-74で立大に勝利した。

第1Qは立大ボールからスタート。立大の速攻で先制を許すが#86中武(総1)がゴール下のプレーで得点を決め返す。高確率で3ポイントシュートを決める立大に対し、青学大は#86中武を中心としたインサイドのプレーと#5片岡(法1)、#6三村(総2)の外からのシュートで攻撃を展開する。残り3分のタイムアウト明け、#6三村の3ポイントシュートで逆転すると#19北角(コ1)、#17北條(コ2)がスピードある攻撃で追加得点を決め27-24の3点リードで第2Qへ。

逆転のシュートを放つ#6三村

 

第2Qは青学大ボールからスタート。#6三村のオフェンスリバウンドからのシュートで青学大が先制。一気に点差をつけたい青学大だったが立大が3ポイントシュートで食らいつく。しかし第2Q後半、#86中武のインサイドを基点にボールを動かしディフェンスとのズレを作り連続で得点を決め、青学大が流れを掌握する。流れを途切れさせないまま試合を進め、#17北條のブザービートで点差をさらに広げ53-39の14点リードで前半を終える。

ゴール下で存在感を放った#86中武

 

第3Qは立大ボールからスタートするが息の合ったディフェンスで立大の攻撃を止める。前半からの勢いが止まらない#86中武がゴール下のシュートを決め青学大が先制。その後も#16深瀬(法2)や#17北條のシュートで連続で得点を決め立大との差をさらに広げる。第3Qには青学大が立て続けに3ポイントシュートの雨を降らせ立大を突き放し76-47の23点リードで最終第4Qへ。

今大会キャプテンとして試合に挑む#16深瀬

 

第4Qは青学大ボールからスタートするが惜しくも最初の攻撃は得点に繋がらない。立大に3ポイントシュートで先制を奪われるが、すぐに#17北條がシュートを決め点差を縮めさせない。しかし第4Q中盤、立大が得意の3ポイントシュートで少しずつ青学大に詰め寄ってくる。それでも一人ひとりが果敢にゴールに向かい得点を重ね92-74で勝利した。

計5本の3ポイントシュートを決めた#17北條

 

試合後、#86中武は「チームとして昨日と一昨日にできていなかったリバウンドに重点を置いて試合に挑み、今試合ではそこ(リバウンド)を改善できた。個人としても今まであまり点を取れていなかった分、今回の試合で得点に絡めて良かった」と試合を振り返った。残る1試合に向け「新人インカレに行くことは出来ないが、これからに繋がる良い試合をできるようにしたい。そのためにも新人戦で出た課題を少しでも消化したい」と明日に向けての意気込みを語った。

 

敗戦が続いていた新人戦。このままでは終われない青学大は試合序盤から積極的に攻撃を仕掛け立大を圧倒した。今までウィークポイントになってしまっていたインサイドに対しても#86中武を中心に強みに変え試合を進めた。明日の試合が新人戦最後の試合となる。疲労が溜まっていると思われるが、新人戦を実りある大会にするためにも最後の力を振り絞って頑張ってほしい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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