終盤猛追するも惜しくも追いつかず敗戦。悔しい初戦敗退

男子バスケットボール
指揮をとる#24永野主将

第73回全日本大学バスケットボール選手権大会12月7日於・国立代々木競技場第ニ体育館

◆結果◆

青学大●52-63○関学大

1Q 16-19

2Q 24-37

3Q 36-49

4Q 52-63

 

◆スターティングメンバー◆

#24 永野聖汰

#10 槇野伶

#7 進翔太

#36 相原アレクサンダー学

#18 吉田凛

全日本大学選手権(インカレ)初戦、青学大は関西5位の関西学院大学との試合に臨んだ。試合前半には流れを掴まれ得点差を広げられながらも、後半にはディフェンスを固め、最後まで追い詰めた。しかし、惜しくも青学大は敗戦。悔しい結果となった。

第1Q、序盤は、関学大に流れをつかまれるものの、タイムアウト後、青学大ムードとなった。
保泉のガードも光るが、関学大にリードを保たれる。
19−16で第1Qを終えた。

ドライブする#17保泉。この試合では13得点を沈めた

第2Q、青山学院大は#17保泉、#24永野がドライブから果敢に攻めるが、得点にはつながらず、苦しい展開となる。
永野が「アグレッシブ」と評した関西大のディフェンスに苦しめられ、青学大ムードとはいかず。
終わってみれば22-37の大差で前半を終えることとなった。

指揮をとる#24永野主将

第3Q、序盤から#36相原や#7進が3Pを放つが得点に繋がらず。関学大からの固いディフェンスで得点のチャンスをなかなかものにすることが出来ない。しかし中盤を過ぎた頃、#2漆山が「もう一回全員でリバウンドしよう、もう一回走ろう」とチームメイトに声をかける。中盤以降はフリースローを確実に決め、両チーム12得点で最終クォーターへ。

後輩たちへのメッセージとして「強い青学を取り戻してほしい」と語った#36相原

第4Q、最後まで諦めない姿勢が見られた青学大。序盤は得点が決まらず苦しむが、インサイドから攻め込み、チャンスを得る。ディフェンスも固めながら、第3Q同様にフリースローを確実に決め、後半残り2分30秒では6点差まで詰める。しかし、試合終盤にこの試合18得点を決めた関学大#97宮内が3Pを沈め、52-63で試合を終えた。

試合終了後、悔しい表情を浮かべる#7進

チームを支えた4年生はこの試合で引退となる。#24永野主将は「ただただ悔しい」と試合を振り返るように、出場した4年生は揃えて「悔しい」という言葉を口にした。しかし、#36相原は「このチームでよかった」と、また、#17保泉は「自分含めて(同期)6人で誰も欠けることなく4年間最後まで一緒にできたので、それが一番よかった」とチームへの想いを語った。
今年のインカレでは初戦敗退と悔しい結果にはなったが、4年生がこのチームでの1年間で残したものは大きいだろう。来シーズンは更に強みを強化し、生かした青学大バスケットボール部に期待したい。

(後藤圭登・布村優果)

 

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