期待のルーキーたちが躍動!初戦は白星スタート

男子バスケットボール
#7進。大学バスケデビュー戦ながらもスターティングメンバーとして存在感を発揮した

第70回関東大学バスケットボール選手権大会7月7日於・秩父宮記念体育館
◆結果◆
青学大○94-72●國學院大
1Q 29-13
2Q 27-19
3Q 20-19
4Q 18-21

◆スターティングメンバー◆
#24 永野聖汰
#10 槇野伶
#7 進翔太
#36 相原アレクサンダー学
#18 吉田凜


新型コロナウイルスの影響で延期されたスプリングトーナメントがいよいよ開幕した。昨年から試合の機会が少なく、今年も初の公式試合だったこともあり、#24永野主将も「入りはみんな緊張して固い攻め方になった」と話す。しかし後半には緊張もほぐれ、「相手のチームにアジャストできた。いい終わり方ができたのではないかと思う」と振り返った。1、2年生の下級生も活躍し、94-72で勝利。見事初戦を突破した。

第1Q、#10槇野の3Pで先制点を奪う。そのまま勢いづくと、一年生ながらスターティングメンバーとして出場した#7進が得点。更に試合中盤では#10槇野が立て続けに点を沈め、流れを持ってくる。その後#24永野の仲間を生かしたパス回しや#19野本の速攻などにより更に点を重ね、第2Qへ繋げた。

レイアップする#10槇野

レイアップする槇野

第2Qは一年生全員がコートに立ち、フレッシュな面々が活躍した。序盤は#2漆山が得点し存在感を発揮。中盤からは#1細川の華麗なレイアップや、#0広瀬のゴール下での踏ん張りが見られた。このクォーターでも点差を広げ、後半へ良い流れを作った。

#7進。大学バスケデビュー戦ながらもスターティングメンバーとして存在感を発揮した

第3Q、序盤#24永野主将が自身のプレーでチームを引っ張ったが、中盤以降はなかなか点が決まらない苦しい時間が続いた。そんな中でも粘り強く戦い、終盤には#2漆山が3Pなどシュートを続けて決め、再び流れを立て直した。

#24永野主将。「自分が率先してやっていかなければならない」と話した

第4Q、試合中盤までは#1細川や#18野本のシュート、#13才藤の3Pなど点を稼ぎ、ゲーム時間残り5:48時点では30点差でリードした。しかし、後半にかけては相手へスティールを許してしまったりとミスが少し目立った。このクォーターで点差はわずかに近づけられてしまったが、最後まで奮闘し、94-72で試合を終えた。

マッチアップする#2漆山

今試合はルーキーたちが躍動。大学デビュー戦での堂々たるプレーは今後に更に期待を持てるものだった。次の試合の相手は強豪筑波大。「もちろん目指しているのは優勝だが、まずは筑波大に勝って最終日まで残る」と永野主将も語る。果たして決勝へのコマを進めることはできるのか。彼らのプレーに注目だ。(布村優果)

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