第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対中大 10月26日於大東文化大学東松山キャンパス
◆結果◆
青学大●65-79〇中大
1Q 12-21
2Q 19-12
3Q 11-22
4Q 23-24
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
オータムリーグ第20節の相手は中大。中大に勝てば他大学の結果に関わらず自力で1部残留が確定する重要な試合となった今試合。第1Qにリードを許すが第2Qに追い上げを見せる。しかし続く第3Qに再び中大に主導権を握られ反撃叶わず65-79で敗れた。
第1Qは青学大ボールからスタートするが得点ならず中大に先制を許す。その後も立て続けに中大に得点されリードされる。青学大も#3新井(総4)の3ポイントシュートで応戦するがチーム全体としてシュートが中々決まらず中大との差がひらく。青学大は#23加藤(コ4)のフリースローを中心に得点に繋げるが中大の勢いを上回ることはできず12-21の9点ビハインドで第2Qへ。

第1Qに計5本のフリースローを決めた#23加藤
第2Qは中大ボールからスタートするが中大の得点を許さず#12広瀬(総3)の3ポイントシュートで青学大が先制。第1Qとは打って代わり選手各々がディフェンスリバウンドやシュートに積極的に絡みにいきスピード感あるバスケで一気に中大を猛追する。勢いそのまま第2Q残り3分、#12広瀬の3ポイントシュートでついに中大を逆転する。しかし中大も意地で食らいつき一進一退の攻防が続き31-33の2点ビハインドで前半を終える。

ゴール下で積極的に攻撃を仕掛けた#86中武
第3Qは青学大ボールからスタートするがトラベリングバイオレーションで中大に先制点を許す。しかし、すぐに#12広瀬がドライブシュートで決め返す。その後シュートを放っても追加得点に繋げることが出来ず再び中大との差がひらき始める。第3Q後半、#15能代(コ)や#3新井の得点で中大に食らいつくが42-55の13点ビハインドで最終第4Qへ。

マークマンのボールをカットした後速攻に繋げた#15能代
第4Qは中大ボールからスタート。中大に先制点を取られるが#35オドゲレル(数4)や#77芦田(国経3)、#3新井の3ポイントシュートで反撃する。しかしパスミスなどのミスが足枷となり中大に点差を広げられる。第1Q同様、中大のファールが溜まりフリースローのチャンスを与えられるがその機会を活かしきることができず中大との点差を縮めることができない。試合終了間際に#5オドゲレルがカットし#12広瀬の速攻で得点を決めるが65-79で中大に敗れた。

試合後、積極的に攻撃できなかったことを悔やんだ#35オドゲレル
試合後、#35オドゲレルは「「勝たないといけない」という意識が強くなりすぎてみんな保守的になってしまった」と試合を振り返った。また、「後半に中大にアジャストされてしまい第2Qの良い流れを継続できなかった」と悔しそうに話した。リーグ最終週となる来週の試合に向けて「今は入替戦回避のために「ミスしないバスケ」が皆の意識にありバスケ自体を楽しめていないので、入替戦回避が決まったら皆の意識を「バスケを楽しむ」という方向に持っていきたい」と話した。
第2Qに追い上げるも後半にその流れを繋げることができず悔しい結果となってしまった今試合。自力で入替戦回避に繋げることはできなかったが本日の他大学の試合結果により青学大の入替戦回避及びインカレ出場が確定した。試合後#35オドゲレルが話したように残り2試合はもう一度「バスケが楽しい」という気持ちでプレーしオータムリーグを笑顔で締めくくってほしい。
(記事・写真=二瓶優輝)


コメント