【男子バスケットボール】オータムカップ開幕企画②吉岡HC 目の前の試合に懸命に取り組み、「チーム」に。

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今年度、青学バスケ部を率いるのは吉岡修平ヘッドコーチ。新しいチームとの出会い、活動自粛期間、対面練習の再開。状況が変化していく中、どのような思いで指揮を執っているのでしょうか。オータムリーグへの意気込みを含めてコメントをいただきました。

練習を進める吉岡ヘッドコーチ(中央右)。写真提供=青山学院大学男子バスケットボール部

 

ー2020年度から男子バスケットボール部ヘッドコーチに就任された吉岡ヘッドコーチ。青山スポーツ初取材ということで、簡単に自己紹介をお願いします。


 早稲田大学スポーツ科学部に入学後、選手としてバスケットボール部に入部しましたが、途中から学生コーチへ転身しました。将来は高校教員になることも考えていましたが、コーチに興味を持ち、早稲田大学スポーツ科学研究科(大学院)へ進学して、コーチングを学びました。コーチの経歴としては、早稲田大学男子バスケットボール部でアシスタントコーチ・コーチ・ヘッドコーチを経験させて頂きました。

ー就任当時のチームの印象はどうでしたか。

 何度も対戦しているチームでしたので何となくのイメージは持っていましたが、一番印象に残っているのはバスケットボールに費やしている時間が多いなということです。

ー春から夏の間対面練習が中止されました。離れていた期間にはミーティングやトレーニングを行っていたと聞きました。(7月の斉藤選手取材より)ミーティングやトレーニングで工夫していた点はありますか。また、どのような思いで続けていましたか。

 トレーニングに関しては渡辺トレーナーのメニューやフィットネスセンターのプログラムに参加していました。再開スケジュールに合わせて、スムーズに練習を再開できるように相談してメニューを組んでもらいました。あとはコンディションが出来るだけ落ちないようにすることは常に考えてはいましたが、難しかったですね。
 ミーティングに関しては、春先に取り組んでいたことを確認する作業から始めました。新しいスタイルを少しでも覚えておいてほしいという考えです。また動画や専用ソフトを使ったりして、新たな知識もこの期間に学生と共有しました。動画などは毎回学生にも共有して、何度も見返して復習できるようにしました。
出来ることは限られていましたが、この期間だからこそ用語やバスケットボールの知識・考え方をチームで共有できたと思っています。結果的にチーム練習が始まってから、スムーズにやり取りが出来る部分が増えてきていますし、知識も相当深まっていると感じています。

 

ー 8月22日、「グループ別での練習を再開しました!」(男子バスケットボール部Twitterより)と拝見しました。対面練習再開はどのように感じましたか。

 8月から個人練習はしていましたが、複数人での再開は状況を考慮して中旬からスタートしました。学生が楽しそうに練習していたのが印象に残っています。

ー 最後に、オータムカップについて伺います。注目選手は誰でしょうか。そして、大会への目標・意気込みをお願いします。

 今年はほとんど活動が出来てない状況なので、チーム作りは本当に大変です。
活動の中で各学年の役割を考え、一人一人のリーダーシップ等が育ってくると思うんですが、それが出来なかったので戦術戦略以上にチームになれるかが課題かなと思っています。
なのでキャプテンである斉藤選手に注目ですかね。コート上での貢献はもちろんですが、どうチームをまとめるのか期待したいです。
 目の前の試合を学生とともに懸命に頑張りたいと思います、応援よろしくお願い致します。

青学の初戦は明日、10月11日12時からちなっています。

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