【硬式野球】星子が猛打賞の活躍を見せるも、攻守に精彩を欠き完封負け

硬式野球

東都大学野球 秋季1部リーグ 対国学院大 第1回戦 10月20日 於・明治神宮野球場

◆結果◆
国学院大 000 000 203|5
青学大  000 000 000|0

◆出場選手◆

1 遊 山口翔梧 龍谷大平安
2 中 大神浩郎 福岡大大濠
3 捕 渡部海 智辯和歌山
4 一 中山凱 専大松戸
5 指 星子天真 大阪桐蔭
6 三 森澤拓海 履正社 → 打 松本大和 天理
7 右 新井瑛太 滝川 → 打 矢野丈太朗 國學院久我山 → 右 青山達史 智辯和歌山
8 二 菅野陽平 福岡大大濠 → 打 橋本友樹 報徳学園
9 左 南野倫平 龍谷大平安

P 田端竜也 九国大付 → 髙木大希 履正社 → 北條慎治 花巻東 → 布施東海 二松學舍大付


秋季リーグ最終節の初戦で国学院大と対戦した青学大。先発の田端竜也(コ2=九国大付)は5回まで無失点に抑えたものの、6回に3四球で一死満塁のピンチを招き降板した。2番手の髙木大希(営2=履正社)が後続を断ったが、7回に2ラン本塁打を浴び先制を許した。9回にも3点を追加され、計5失点。一方、打線は星子天真(史4=大阪桐蔭)が3安打を放ったものの、ほかの打者に安打が生まれず、0―5で完封負けを喫した。

先発の田端は初回、先頭打者に中前安打を許すと、犠打と内野ゴロで二死三塁とされる。さらに四球を与えて一、三塁のピンチを招いたが、最後は相手打者を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

初回のマウンドに上がった田端

2回裏、青学大は一死から星子が右前安打を放つ。しかし、後続が連続三振に倒れ、先制点を奪えなかった。

右安打を放った星子

両者拮抗した展開が続く5回裏には、先頭の星子が左前安打で出塁。続く森澤拓海(法3=履正社)が犠打を決め、一死二塁としたが、後続が連続三振に倒れた。

好機を演出した星子

続いた森澤も犠打によりチャンスを拡大した

6回表、田端は先頭打者に四球を与えると、犠打と2つの四球で一死満塁とされ、マウンドを降りた。代わって登板した髙木は、代打を空振り三振、続く打者を中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

相手に流れを渡さなかった髙木

その裏、青学大は一死から山口翔梧(営3=龍谷大平安)が相手三塁手の失策で出塁。続く大神浩郎(総2=福岡大大濠)の犠打も相手投手の失策を誘い、一死一、二塁の好機をつくった。しかし、渡部海(コ4=智辯和歌山)が一邪飛、中山凱(史2=専大松戸)が空振り三振に倒れ、得点には至らなかった。

邪飛を放ち悔しさを滲ませる渡部海(コ4=智辯和歌山)

均衡が破れたのは7回表。髙木は一死から左前安打を許すと、続く赤堀颯に左越え2ラン本塁打を浴び、先制を許した。その後も死球と盗塁、捕手の失策で二死三塁とされたが、最後は空振り三振に仕留め、追加点を防いだ。

先制点を許した髙木

7回裏、先頭の星子が中前安打を放ち、この日3安打の猛打賞を記録した。森澤の犠打で一死二塁としたものの、代打・矢野丈太朗(法2=國學院久我山)は空振り三振、菅野陽平(総1=福岡大大濠)は三ゴロに倒れ、無得点に終わった。

星子は好調な打撃で存在感を示した

8回表からは北條慎治(コ3=花巻東)が登板。先頭打者に内野安打を許し、犠打で一死二塁とされたが、後続を右飛、空振り三振に打ち取り、無失点に抑えた。

冷静な投球で打者を打ち取った北條

8回裏、反撃の糸口をつかみたい青学大は一死から山口が死球で出塁。二死後には渡部が四球を選び、一、二塁としたが、中山が三ゴロに倒れた。

好機で内野ゴロに倒れた中山凱(史2=専大松戸)

9回表、続投した北條は一死から内野安打と失策で二塁への進塁を許すと、四球と内野安打で満塁のピンチを招いた。押し出し四球で1点を失い、さらに適時二塁打で2点を追加された。なおも一死二、三塁で4番手の布施東海(法4=二松學舍大付)が登板。後続を一邪飛、一ゴロに抑え、追加点を許さなかった。

布施は動じることなく相手打者を退けた

いよいよ後がなくなった9回裏、青学大打線は先頭の星子が四球を選び、4打席連続出塁を記録する。その後は松本大和(国政2=天理)橋本友樹(国政1=報徳学園)と立て続けに代打を送るも、快音は聞かれず、試合終了。青学大は5-0で敗戦を喫した。

この日全打席で出塁した星子

青学大は副主将・星子が3安打1四球と全打席で出塁した一方、チーム全体では3安打10三振。国学院大の先発・中井遥次郎を最後まで攻略できず、秋季リーグ最終節・初戦を落とした。

試合後、安藤寧則監督は「勝って終わりたい」と第2戦への思いを語った。猛打賞を記録した星子については「やっぱり頑張ってくれている」と評価。星子自身も、バットを肩に置いて寝かせるように構えを変えたことが、打撃の改善につながっていると説明した。

また、前々節の亜大戦を最後に登板していない鈴木泰成(社4=東海大菅生)について、安藤監督は登板可能な状態であるとしつつ、「ちょっと万全じゃないので」と説明。鈴木も現在のコンディションについて「めちゃくちゃ万全というよりかは、まあまあぐらい」と語った。

青学大は最終節を白星で締めくくるべく、第2戦に臨む。

(記事=綿引文音、写真=木下航誠・戸田隼人)

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