【女子バレーボール】全カレ初戦、武蔵丘短大相手に快勝!!

女子バレーボール

バレーボール全日本インカレ 対武蔵丘短大 11月29日

 

結果

〇青学大3-0武蔵丘短大●

 

第1セット 25―16

第2セット 25―11

第3セット 25―18

 

メンバー

1, 住田帆志乃

2, 齋藤里紗子

3, 村松美月

4, 井上芙香

5, 山崎樹

6, 勝又心

7, 依田茉衣子

8, 北林桃佳

9, 山田華子

10, 渡邉百香

11, 谷島花虹

12, 新改星南

13, 鉾久香凛

14, 藤森こころ

15, 奥山日香里

16, 平ヴィヴィアンチディンマ

17, エドックポロかれん

18, 高橋美鈴

19, 小原凜乃

20, 井上美虹

21, 鷲谷夏希

22, 岸川蘭

23, 木原未稀

24, 佐村真唯

25, 伊藤鈴夏


2022年も残りわずかとなり、いよいよ4年生最後の大会、全日本インカレが11月29日に幕を開けた。このチームでできる最後の大会ということもあり、チームも気合いが入っている。青学大の初戦の相手は武蔵丘短期大学。大会1日目から勢いをつけていきたいところだ。

 

第1セット。

試合中盤までは、点を取っては取られる展開の繰り返し。自分たちのバレーを上手く展開できず、武蔵丘短大からいまひとつリードを奪うことが出来ない。何かがかみ合わない。しかし、試合終盤にピンチサーバーとして途中出場した佐村真唯(史1)が流れを作る。サーブで相手を崩し、そこから青学大は7連続得点で見事第1セットを先取する。

流れを変えた佐村のサーブ

続く第2セット。

第1セットの終盤の良い流れをそのままに、スタートから青学大のリズムで試合を展開していく。2年生エース高橋美鈴(総2)とエドックポロかれん(比2)を筆頭に、コンビバレーで相手を青学大のペースに飲み込んでいく。途中嫌なミスから相手に流れを持っていかれそうになるも、高橋の攻撃がそれを妨げる。その後も順調に得点を重ね、第2セットを連取する。

セッター勝又と息の合ったエドックポロの力強いスパイク

 

1セットも落としたくない青学大。このセットを取れば勝利の第3セット。

このセットも序盤から高橋とエドックポロのスパイクが走り、武蔵丘短大からリードを奪う。しかし、相手が2連続でサービスエースを取った辺りから相手に流れがいってしまう。青学大は何とか踏ん張り、相手にリードを許さない。そのまま青学大が逃げ切る展開となり、ストレート勝ちを決める。全カレ初戦で青学大は強さを見せつけた。

頼れる2年生エース高橋

 

大会が始まる前の練習でも全員がかみ合っていなかった青学大。そしてこの対武蔵丘短大戦も何かがかみ合っていなかったと振り返る住田帆志乃(比4)主将。そんな中、チームの軸となったのは、セッター勝又心(法3)。勝又はアタッカーに得点を決めさせるために、攻撃にリズムを作ることを意識したという。セッターという唯一チーム全体を見渡せるポジションを生かし、普段から選手の表情などを見ているそうだ。そして選手の様子からトス回しも考える。そのようにして、攻撃のリズムを作るだけでなく、チームのリズムも生み出せるよう意識していると話す。今回の試合、良いとは言えないコンディションの中のしっかりと勝利を掴めたのは、セッター勝又の働きがあってこその結果である。

チームを操るセッター勝又のリズミカルなトス

続く2回戦は千里金蘭大と対戦した青学大。激闘の末、ストレートで勝利する。長崎国際大との3回戦目もストレート勝ち。そして、準々決勝の相手は同じ関東リーグの東海大。秋季リーグのリベンジマッチである。しかし、今大会優勝校の東海大が圧倒的な強さを見せつけ、青学大はストレートで敗れる。準々決勝敗退という結果で今年の青学大のチームは幕を閉じた。残されたメンバーと新たな1年生で構成される新チームも、さらなる高みを目指して頑張って欲しい。これからの青学大女子バレー部にも期待していきたい。

相手をサーブで崩す4年山崎

リベロとして後ろからみんなに声をかける4年井上芙香(法4)

守備でもチームを支える今年の大黒柱4年住田主将

(記事=吉沢夏希・写真=鈴木美衣)

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