【女子バレーボール】“勝てる”強い気持ちで挑むも昨年度全カレ王者に悔しい黒星

女子バレーボール

関東大学バレーボール秋季代替リーグ戦女子1部リーグ 対 筑波大 10月31日

◇結果◇

●青学大―筑波大○

第1セット25―27

第2セット18―25

第3セット16―25

◆メンバー◆

  1. 目黒安希
  2. 吉戸日菜子
  3. 島村愛
  4. 大崎千裕
  5. 河原山英莉
  6. 山中宏予
  7. 二宮香菜
  8. 浅川萌香
  9. 比金有紀
  10. 安久津実夢
  11. 花澤佳奈
  12. 佐藤彩乃
  13. 須藤綾乃
  14. 村松美月
  15. 住田帆志乃
  16. 山崎樹
  17. 齋藤里紗子
  18. 依田茉衣子
  19. 井上芙香
  20. 山田華子
  21. 北林桃佳
  22. 塩谷陽菜乃
  23. 勝又心

 

今年度、春季リーグ戦、東日本インカレといくつもの試合が中止になっていく中、10月10日より秋季リーグ戦の代わりとなる秋季代替リーグ戦が開催されている。苦境を強いられ、心がおれそうな中でも残された試合への期待と希望を胸に前を向き、ここまで踏ん張ってきた選手たち。ためてきた様々な思いを今大会で爆発させるかの如く、選手たちによる熱い戦いが繰り広げられている。

 現在、6戦を終え、5勝1敗、最終順位6位を走る青学チーム。昨年度から主力メンバーが多く抜け、まさに“新体制”で今大会に臨んでいる青学大。青学大の変わらない持ち味、“全員バレー”そして“つなぐバレー”で強豪校へ勝負を挑む。

試合開始直前、円陣を組む選手たち

第一セット

注目の第一セット。昨年度全日本インカレの優勝メンバーを多く残す筑波大に苦しい展開を強いられる青学大。序盤から連続三点の失点。流れを持ってかれるもここから強い粘りを見せた青学大。中盤からは何とか一点差を維持し、終盤まで持ち越す。取られたら取り返す、まさに激しい競り合いでお互い一歩も引けない状況が続く。終盤、山中(法3)のクイックで22-22の同点に追いつき、さらに青学大のブロックが筑波大のアタックをくい止め、初めて23-22で青学大が筑波大に先制。ここから一気に流れを引き寄せたい青学大。最後まで見事な粘りを見せるも25-27で第一セットを落とす。

山中の高さあるセンターアタック

第二セット

序盤から流れを作っていきたい青学大。しかし、序盤から筑波大の長身アタッカー川上と高橋の強烈スパイクに守備は崩され苦しい展開が続く。筑波大の素早い攻撃に対応できず、序盤で2-9と7点差をつけられる。試合中盤、今期、副キャプテンを務める住田(比2)が相手の高さあるブロックをかわしアタックを打ち込む。こっから点差を詰めていきたい青学大。しかし、最後まで流れをもってかれたまま18-25で第三セットへ。

アタックを打ち込む住田

第三セット

後がない青学大。何とか青学大らしいプレーを取り戻し、筑波大に食らいつきたいところ。しかし、筑波大の高さとスピードを兼ね備えた強烈スパイクに青学大の歯車はますます狂わせられる。苦しい状況下で目黒キャプテンを中心につなぐバレーを取り戻そうとする青学大。何度もボールを追いかけ拾うも、ボールがうまくつながらず、相手に決め切られる状況が続く。最後まで自分たちのペースを取り戻すことが出来ず悔しくも全カレ王者に敗戦を喫する。

アタックボールを拾う北林(総1)

試合後、目黒主将は「本当に悔しい。」の一言であった。今試合はそれだけ“勝ち”にこだわっていたのだ。「挑戦者として負けて当然ではなく勝てる試合だった。絶対に勝とうと試合前にメンバーと話していた。勝って自身につなげようと思って臨んだ分、今回の負けが本当に悔しい」と語る。苦しい展開に強いられても自分たちの「つないで、拾う」バレーをできるかが残された試合へのカギを握る。

目黒主将の高さあるサイドアタック

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