11月25日、4年ぶりの通常開催となる全日本演武大会が日本武道館で行われた。青学大からは主将の庄田皓紀(済3)を始め、10人の選手が出場。堂々の演武を披露し連盟賞を受賞した。
以下、選手のインタビュー
ー本日の演武を終えてみていかがでしたか。
山本宗次郎(法3):やり切った感はすごくあるんですけど、やっぱり課題はすごく見つかったなと思ってて、やってる中でもそれなりに冷静にやれたからこそ課題がいろいろお互い見つかった。その点良かったなと思います。
稲野辺美晴(済3):普段やっていることをやっている通りにやろうっていう気持ちで挑んでいたのでそれはできたのかなと思いつつ、まぁね緊張はしたね。
ーこの大会に向けてどのような練習をしてきましたか。
庄田皓紀(済3):今言った通り、日頃の稽古をそのまま演武っていう形で、多少形は違うんですけど、基本は普段の稽古通りに来ていただいてる先生に教えていただいた形を本番でもできるようにするっていうことなので、何か特別なことをせずに普段通りの練習を日々してそれを積み重ねて今日っていう形になります。
ー演武をする直前はどのような気持ちでしたか。
稲野辺:私は平常心、結構。下級生はすごい手冷たかったりして緊張してたとは思うんですけど私は普段通りいつも通りいて、思って待ってました。
山本:僕もすでに体あったまってたので、やっぱまぁ過信じゃないですけどとにかく自信もって堂々とやろうっていう気持ちとちょっとチャレンジ精神、思い切ってやれたかなと思います。
庄田:僕は正直結構不安だったんで、めちゃめちゃ緊張してたし、めちゃめちゃ不安だったんですけど、っていうのもなんか僕だけじゃなくて後輩も緊張してたし、それを見て僕たちが緊張してはいけないと思うと同時にやっぱ緊張しちゃうっていう。伝播しちゃったっていうところは反省点なんですけど、同じ緊張感の中入れたっていうのはやっぱりよかったかなって思います。
ー今回が最後の大会になったが
稲野辺:今までコロナで出場人数の制限があったり、武道館に入っていい人数にも制限があったのですが、今年は久しぶりになんの制限もない大会になりました。昨年は演舞者が4人まで(出場可能)でしたが、今年は一年生も出場できることになりました。(制限のない大会は自分にとって)初めてですけど、やっと元に戻ったというか、良い大会になったかなと思います。
山本:僕はあまり最後っていうことを意識していなくて、今後も合気道を続けていきたいので、将来の合気に対していい経験になったなと思います。変に最後だからというプレッシャーは無かったです。5月にある全日本の方は学生でない人がメインの大会なので、そことかで(演舞)できたらなと思います。
庄田:さっきの話にもつながるんですけど、本当に日頃の積み重ねだと思っていて、別にこれが大会だからとかではなく、まあ緊張とかはあったんですけど。別に関係なくて、日本武道館でいつもの稽古をやった、の延長戦という風に思っていたので、特に意識せず、いつも通りという形でできたし、そういうのを心掛けてやりました。
(記事・写真=中田葵)
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