【硬式野球】悔しさをバネに駆け抜けた4年間~4年生インタビュー②秋山功太郎・後藤大輝・冨田冬馬~

硬式野球

大学三冠の快挙を成し遂げた今年のチームの4年生は、先日の明治神宮野球大会で青山学院大学硬式野球部を引退しました。青山スポーツでは4年生全15名にインタビューを行い、この4年間を振り返っていただきました。最上級生としてチームを牽引してきた選手・スタッフの皆さんの熱い言葉を全10回に渡ってお届します。
第2回は秋山功太郎(営4)・後藤大輝(史4)・冨田冬馬(国政4)選手編です。


◆秋山功太郎(営4)

ー4年間の大学野球生活を振り返って

「いいこともありましたし悔しい思いとかいろいろな気持ち、経験、体験をさせていただいたので、すごい濃い四年間だったと思います」

ーこの4年間で印象に残っていること

4年生みんなが思っているよりも、下級生みんなが最後泣いてくれたのがすごく自分たち4年生のやってきたことが正解とまでは言わないですけど、よかったのかな、いいチーム作れたんだろうなというのは感じました」

最上級生という立場でこの1年はどのような1年だったか

個人的には野球面では悔しい結果とかそういうものしか出なかったので、歯痒いところも色々多かったんですけど。このチームとして3冠できて、最後負けてしまいましたけど準優勝まで行けたのはすごくよかったと思うので、個人的な悪いところよりもチームとして最後いい成績残せた、というところに関してはいい1年間だったと思います」

青学野球部とは

自由ですかね。なんでもしていいというわけではないんですけど。自分が(指導者から)任されている部分も多いんですけど、そういうところで自分たちがしっかり考えて行動して、チームとしても個人としても選手が主体となって成長できるというところはすごくいい野球部だなと思います」

上下関係は厳しくなかったのか

全然もう、友達みたいな感じですね(笑)

仲のいい同期や後輩

「1人という感じじゃないですね。逆にそのみんなと仲がいいというか、そこがいいことだなと思いますね」

今後の進路は

社会人チームの大阪ガスです」

ー後輩へのメッセージ

今年チームがこうゆう、すごくいい結果を出せたとおもうんですけど、それがこうプレッシャーになったりだとか。そういう部分が色々あって、自分たちがどうしたいか、どういうチームになりたいとかは、僕らみたいなチームにならなくても、色々な色があると思うので、その代にとっての、それをしっかり作り上げていって自分たちの野球をして自分たちのチームを作っていって欲しいなと思います」

(聞き手=童野翔也、写真=遠藤匠真)

 

◆後藤大輝(史4)

ー4年間の大学野球生活を振り返って

「個人的にはちょっと悔しい感じだったんですけど、優勝とか経験できて、野球人生の最後にいい経験ができたので、濃い4年でした」

ーこの4年間で印象に残っていること

「新チームが始まって4年生でどうするか、いろんな方針立てながらやってきたことを考えると最後優勝できたこともそうですし、秋山も言っているように最後後輩たちが泣いてくれたりして、すごくいいチーム作れたというか、自分たちが頑張ってきたからこそこういうことが出来たんだなと思いました」

最上級生という立場でこの1年はどのような1年だったか

「チームとしてなんですけど、これまで1年生の時から日本一という目標を掲げてきて本当にこの1年間はその日本一を目指すことができたし、日本一になれたので、すごくチームとしてよかったなというのと、個人的にはベンチに入ることはできなかったですけど、それでもこう悔いのないように最後野球できたと思います」

ー青学野球部とは

「野球部とは動物園みたいで、すごいなんかもう言いたい放題なところもあって、上下関係も緩いんですけど、一人ひとりが楽しめるというか、自分の素を出せるようなチームだなと思いました」

ー仲のいい後輩・同期は

「1年生から3年生まで全員がこう同じように関われて、すごくそこが一番いいところだと思います」

ー今後の進路は

「野球はやらないです、区切りをつけます」

ー後輩へメッセージ

「自分たちがこう最後負けたんですけど、ずっと勝ってきて、強い青学というのが野球界に広まっていっていると思うんですけど、そのプレッシャーに負けることなく、自分たちの野球で元気に明るくやっていってもらいたいと思います」

(聞き手=童野翔也、写真=川﨑史緒)

 

◆冨田冬馬(国政4)

―4年間の大学野球生活を振り返って

「いいことも悪いこともあって、どちらかといえば悔しいことの方が多くて、それでもがんばれたことで自分の財産になったと思います。」

―野球部生活の中で、最も印象に残っていること

「2部から1部に上がった時が1番印象に残っています。」

―ラストイヤーを振り返って

「試合には出ていないんですけど、みんなすごい頑張っていていい刺激もらえて自分は頑張れたっていう1年です。」

―2022年春季リーグの中大戦での初登板を振り返って

「(同点の5回裏1アウト2塁のピンチで登板。2者連続三振を奪い、火消しに成功した)ブルペンで行くぞって言われた時にチャックが開いていててコーチに言われてそれでリラックスができて、試合に入って緊張もありましたけど初登板だったので楽しめるような気持ちがあったので、バッターもいいバッターですごい勝負にこだわってできて勝負にこだわったことでいい結果が出たなという風に思います。」

―2者連続三振のうちの1人が元阪神タイガースの森下翔太だったが

「1打席でもいいバッターだなという印象がありました。」

―2試合のみの登板だったが、戦国東都での経験はどうだったか

「高校とは違う、高校はどちらかというと強い高校じゃなかったので大学入って大学を背負って試合で投げているなという風に感じました。」

―あなたにとって青学大野球部とは

「人として成長できたし、野球も勉強も遊びも全て先輩からとか同級生とかから一緒にやってたことで人生の中で結構重要なページになったのではないかなと思います。」

ー期待している後輩

「ヴァデルナ・フェルガス(国政2)。身長あってすごい頑張れるやつなのでウエイトとかも人一倍やっているやつなので期待を込めて一番活躍できるのではないかと思います。」

―後輩へのメッセージ
「野球も100勉強も100遊びも100(隣の松井大輔(コ4)から「監督の言葉やん」というツッコミが)」

(聞き手・写真=遠藤匠真)

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