【硬式野球部】大学日本代表候補合宿が終了

硬式野球

12月1日から3日までの3日間、松山坊ちゃんスタジアムで大学日本代表候補選手強化合宿が行われた。青学大からは、渡部海 (コ1)、佐々木泰 (コ3)、西川史礁(法3)の3名が参加した。

初日は、シートノックやフリーバッティングなどが行われた。2日目は1試合6イニングの特別ルールで、3チームによる紅白戦が行われた。1試合目は、渡部が6番DHで出場、西川が1番レフトで出場、西川はライト前へのヒットを放ち、渡部は2打席目でレフト前にヒットを放ち両選手ともに存在感を示した。

レフト前にヒットを放った渡部

レフトの守備につく西川

2試合目は、佐々木が少ないアピールの機会の中で先制の2点タイムリーを放ち勝負強さを発揮し、積極的にアピールした。渡部は、キャッチャーとして出場し、打撃では寺西成騎(日体大)の速球を打ち返し、この日2本目のヒットを放つ活躍で野手陣唯一の1年生での選出ながら強い印象を残した。

先制タイムリーを打った佐々木

3試合目では、佐々木が5番サード、西川は1番レフトで出場。佐々木は四球で出塁すると本塁生還を果たした。

本塁生還を果たす佐々木

最終日には佐々木がチームの1日キャプテンを任された。シートノックの後、フリーバッティングやトスバッティング、50メートル走計測などが行われ、3選手ともに堅実な守備、力強いバッティングを見せ最後のアピールを行った。練習の最後には、3日目のキャプテンを務めた佐々木の挨拶で3日間の代表候補合宿の全日程が終了した。

豪快なスイングを見せる西川

最後のミーティングでの佐々木、渡部、西川

合宿期間中には他大学の選手との交流が多く見られ、渡部は「大学トップレベルの選手と一緒にプレーできて自分にとって良い経験になりましたし、いろんな選手ともコミュニケーションが取れて、すごく良い刺激にもなりました」と話した。

一方で、3日間を通して青学大3選手の仲も一層深まったと全員が口を揃えて答えた。来春のリーグ戦に向けて、佐々木は「前チームが三冠という素晴らしい結果だったので、一部残留をまずは目標に、そこから優勝を狙えたら良いなと思います」と語り、西川は「また、春選ばれるために、春のリーグ戦で良い結果を残せるように、チームとしても個人としても頑張っていきたいと思います」と意気込みを見せた。春に向けて、青学大新体制のチームに期待が膨らむ。

(記事=山口小春、写真=家永萌愛・慶長駿大・童野翔也・畠野杏・山口小春)

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